Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

PO_Final vs ファジアーノ岡山 ~苦しみ抜いた昇格。

とにかくまずはすべて忘れてJ1昇格おめでとう!!!

これだけ苦しいシーズンは今までありませんでしたが、

最後には良い結果を得ることが出来て何よりです。

とりあえず今日だけは勝利の余韻に浸りましょう!!!

セレッソ大阪、J1昇格です!!!!!!!!!

スタメンはSemiFinalと同じでしたが

曜がまともにプレー出来る状態ではないのは試合開始から明らか。

ほんまに”精神的支柱”のためだけのスタメンですね。

ほとんど相手選手とのコンタクトが出来ない程、満身創痍。

でも、この試合は戦術論ではなく精神論がモノを言う試合。

私はそれはそれでありだと思います。

その分、清原&ソウザが前半から飛ばしていました。

清原辺りは突っ込みすぎなくらい前のめり。

それが曜の走れないスペースを埋めていました。

ソウザはPOに入ってからは相変わらず中盤で無双ぶりを発揮。

結局、前半は岡山のブロックを崩せずどうにもならない場面で、

決まらないもののミドル連発で布石を打ちます。

前節と同じ雨と言うコンディションだけに決まらなくとも

岡山側にとって気持ち悪いものです。

とりわけ清原、陸、ソウザの右サイドが一番可能性を感じる前半。

とは言え、CKからの岩政のどフリーヘッドは肝を冷やします。

岡山もこのヘッドを外したのはかなり痛かったのではないでしょうか?

後半に入って圧力を強める岡山。

でも普段の戦い方を崩した岡山にわずかなスキが出来た52分。

CKからの混戦から清原が流し込み

ゴーーーーール!!!!!

貴重な貴重なゴールです。これで実質2点差。

終盤にゴールを許しやすいセレッソにとって2点差は貴重です。

そしてゴールを決めたのがこの試合誰より走っていた清原。

やっぱりこういった試合には気持ちのある選手にボールが

転がって来るもんです。

清原には苦しい時も情熱を1年間注いでくれて感謝です。

岡山さんとしては後半から攻撃に転じるなんてシーズン中に

セレッソ相手にやることはほとんどなかったと思います。

ここにレギュレーションの重みを感じずにはいられません。

普段の戦い方を崩した岡山に生じたスキを見事に仕留めました。

これで後がなくなった岡山は当然、前に出て来ます。

最後は岩政も前に上げてのパワープレー。

ここは気持ちで守るセレッソ

やっぱい”2点差”が重くのしかかる。

蛍がカウンターでGKと1:1を外した時なんか、

1点差ならとても嫌な空気が流れていたと思います。

それだけに清原のゴールは本当に貴重です。

カウンターのシーンでは蛍の運動量が際立っていました。

曜が走れない分をカバーしようとみんな力を合わせていました。

このまともにプレー出来ていない曜を最後までピッチに

残したのは大熊唯一の今シーズンでまともな仕事でしたね。

まあ戦術論はゼロだけど精神論はありますからね。

基本は自分勝手な精神論ではありますが(苦笑)

それくらいここは技術より気持ちがモノを言う時間帯。

走れなくても相手と競れなくても曜はピッチに必要なのです。

曜とは今のセレッソにおけるそういった存在なのです。

最後は本当に皆で体を張って守り切り試合終了のホイッスル!

苦しんで苦しんで苦しんでのJ1昇格です!!!!

とは言っても手放しで喜べません。

フロント、監督については本当に消えてもらいたい。

それくらい怒りしかありません。

昇格出来たのは

曜の復帰に合わせて選手達が1つにまとまりまりました。

サポもリカルドをベンチに追いやる見事な仕事をやり遂げました。

選手とサポータは一丸となって戦い、J1昇格を勝ち取ったのです。

フロント、監督は少なくとも期待された仕事は一切出来ていません。

勝手な迷走を繰り返しすことで選手達に負荷を掛けただけです。

この昇格に勘違いしないで宮本と大熊には

潔くクラブを去って頂きたいと深く深く思います。

それと今日の試合を観ていて、大熊が東京時代に成功したのは

当時のコーチに今日の岡山の監督である長澤さんがいたからですね。

それくらい素晴らしいチーム作りをされていたと思います。

東京時代の成功は長澤さんの地道なチーム作りに

大熊がわーわーベンチで叫んでいたんですね。改めて実感です。

チームの完成度では岡山さんの足元にも及びません。

ただ個の能力に気持が加わることで互角以上の戦いとなり、

最終的にはレギュレーションの優位性が個の高さを際立たせることで、

セレッソに勝利が転がりこみました。

セレッソ相手に攻撃的に行くと言うのはどこのチームも大変です。

個人的には岡山の長澤さん、愛媛の木山さん、水戸の西ヶ谷さんの

本当に緻密な戦術は観ていて感心しきりでした。

まあ、そういった緻密な監督がセレッソに合うかと言えば

またそれは別な訳であり、それもフットボールの面白さかと。

とにもかくにも来シーズンはJ1です。

プレーオフ昇格は1年で降格と言う憂き目に合っています。

そのジンクスを破るためにも本当のセレッソを一から作りましょう。

少なくとも今のこの力では通用するステージではありません。

個、組織と一体にならないと戦えません。

明日からはまたゼロからのスタートです。

でも、今日だけは昇格の余韻に浸りましょうねー!