Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第34節】 vs清水エスパルス~暗闇を象徴する試合。

セレッソ大阪 vs 清水エスパルス

10/2(日) 14:00 K.O.  

at ヤンマースタジアム長居

過去に天皇杯決勝のカードがまさかのJ2ですね。

清水は静岡らしくオーソドックスなスタイルでサイドを使った

攻撃的なスタイルがイメージとしてありますが、

この試合を観てそんな伝統を捨て、J1に上がるためだけの

小林監督スタイルに完璧に変えてきましたね。

昇格請負人の異名を持つ小林監督はJ2で1つ決めた

パターン、戦術を徹底的に仕上げて戦うタイプの監督さんです。

故に、J2では先ほどの異名を取るほど能力を発揮しますが、

J1になるとワンパターンで戦える戦場ではありません。

それが災いしてJ1になると成績が残せない反面があります。

個人的にはJ2では最高の監督やけどJ1でしんどい。が

小林監督のイメージですね。

そんな清水が大前にボールを集める。とにかく集める。

大前がボールを持って前を向いた時が攻めの合図。

それに呼応してチョンテセが裏を取る。

大前も自分の色を殺してまで戦術に徹底しているプレーに驚き。

改めてこれがフットボールなんだと。

それに対するセレッソは合図らしき合図が存在しない。

それは攻撃でも守備でも。

それは前に話した通り。

合図がないから皆さんボールを止まって受けるor後ろ向きで受ける。

だって合図がないと走れないですよね。

チームとしての組織の差は浮彫ですね。

それでも個の力で1点を先取。

ここの流れはシュートを何本か浴びせた後の波状攻撃の中で

取れたので、これで押せ押せで行けるのかと思ったら、

忘れていました。1点取った後がこのチームは最悪なのを。

大熊はイケイケとしか指示しないもんやから、

また攻撃するのか守るのかよくわからん展開に。

それに中途半端にカウンター出来るもんやからますます中盤が空きだす。

こうなると守の要である蛍が交わされると終わり。

キレイな同点弾を喰らいます。

最後は皆さんも感じていたと思いますが、

全く走れない、ボールロスト、パスミス連発のソウザが

中央で簡単にマークを離しての逆転弾で自動昇格が霞みます。

負けるべくして負けた試合内容でした。

セレサポの皆さんには誠に申し訳ありませんが、

これで中途半端に昇格して大熊が残るくらいなら、

今シーズンは昇格を失敗して大熊に消えてもらった方が

長いスパンで観るとプラスだと思います。

(HJMさんに言わせると宮本もですかね)

この試合で自動昇格の希望が消えたのであれば

いっそ、膿を出すことに専念した方が良いです。

私は3回J2への降格を経験していますが、

1回目は嘉人が、2回目は真司&乾と

J2でもめちゃめちゃ楽しかったです。ワクワクしました。

昇格を決めた時は「見とけよー!」という気持ちに溢れていました。

今のチームってJ1上がってもワクワクしますか?

私なら山口のフットボールの方がワクワクします。

松本や岡山の組織力にワクワクさせられます。

そんな状況でセレッソにJ1の価値が見いだせません。

むしろ「恥さらし」な状況です。

今、セレッソに必要なこと。

大熊を含め幹部もろとも”膿”をすべて出すこと。

それ以外は何をやっても面白くないフットボールが延々と続きます。