Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第32節】 vsギラヴァンツ北九州~司令塔不在。

セレッソ大阪 vs ギラヴァンツ北九州

9/11(日) 14:00 K.O.  

at 北九州市立本城陸上競技場

確かシーズン前の補強状況を見て、WG&FWばかり集めて

”司令塔”がいないことにダメ出しをしましたが、改めて

中央でボールをコントロール出来る選手の不在が響いた試合でした。

スタメンはすっかりお馴染みになった3バック。

ボールはセレッソが持って”ゆっくり”と攻める展開。

”ゆっくり”については後ほどに。

玉田が引いてもらいに来ることでスペースを作って、

そのボールを蛍&山村からサイドへ散らしてサイドからのクロス。

相手からすればわかりやすい。観ている私でさえ「またか。」と。

蛍&山村が中央をランすることがほとんどないので、

散らすボールにブロードしてサイドで2:2を作り、

中央を固めておけば守れる。

時々、引いてもらった玉田が絡む時とソウザの突破力だけが、

北九州にとっては注意が必要な時間。

そこさえ注意すれば中央で前に引っ張り出されないので、

ゴール前はじっくりと構えて守れる。

とにかく

     玉田

 ソウザ    シャケ

丸  ココ!!! 陸

  蛍    山村

が使えないんです。セレッソは。

そしてその病気はカウンターの時まで。

カウンターで相手の守備陣形が整っていないにも関わらず、

必ず(この試合何度も)上の「ココ」でブレーキが掛かる。

「あれ?俺、ここで何したらええんやろ?」みたいな。

それとも迷監督さんにスルーパス禁止令でも出されているのか?

で、結局、バックパスでいつもの遅行へ戻る。

何故かカウンターでも”ゆっくり”とパスを回すんです。

レスターの試合でも観て学んだ方がええんちゃうか?

とにかく基本に忠実にサイドへ流してクロスです。

そして蛍も山村も縦パスを何度か入れようとしてたけど、

ミスばかりで逆にピンチになることがしばしば。

選手達はわかっているんだけど、元々得意じゃないからなー。

さすがに数回失敗するとパスを出すことをやめていました。

いわゆる”マルティネス”が欲しいんです。

試合は覚醒した健勇のゴールで勝つには勝ったが。。。

もう9月も終わりを迎える。

健勇頼みで乗り切るしかないのかもしれませんが。

健勇は完全にゴールに真っ直ぐに向える選手になりましたね。

あそこで”こねくりまわす”という選択肢を選ばず、

真っ直ぐにゴールへ向かえるようになったことが成長。

何度も言っているように一番大事なことです。

J2で前を向けない選手はJ1では通用しません。

最後の守りもヒヤヒヤ。

実況:「セレッソもブロックを作って守りを固めてきましたね」

解説:「これはブロックじゃありません。下がっているだけです。」と

酷評される守備。私も同意です。

案の定、ピンチを迎えるも相手の精度に助けられました。

攻撃も連動してなければ守備も連動してないんですよね。

蛍の個の力やソウザの強さで誤魔化していますが、

チームとしての連動性は見られません。

どこでボールを取りに行くのか見ていて全くわかりません。

個のフィーリングでボールを取りにいっているように見えます。

レッズならララーナが守備のスイッチを必ず入れてくれます。

セレッソにも蛍と言う、守備のスイッチを入れることが出来る

選手がいるんですが、連動しないですよね。

「蛍くんお願い!」みたいな感じで。

蛍みたいなロングスパートが出来るボランチがいれば、

良い監督さんなら素晴らしい守備網を構築出来るんですけどね。

ん?そや大熊やった。戦術の話しても無駄やん。

「おら走れー」「おら潰せー」しかない監督さんでした(笑)

前節を見てリカルドをまた使う辺りは、無能すぎて笑えます。

私には劣化しているようにしか見えませんでしたが???

厳しいながらも勝ち点を稼いでいます。

健勇頼みで最後まで乗り切れるかな?

覚醒したと言っても精神面に危うさがある健勇にすべて託すのは?

なんか首の皮一枚つながりながら最終局面に突入です。