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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第22節】 vs北海道コンサドーレ札幌~消耗戦の首位攻防。

セレッソ大阪 vs 北海道コンサドーレ札幌 7/9(土)

19:00 K.O.  at キンチョウスタジアム

【結果】 セレッソ大阪 0 - 0 北海道コンサドーレ札幌

【スタメン】

ブルーノが中国へ移籍しました。

確かに個の技術はありましたが、この時期の移籍で大事なのは

チーム戦術的に重要な役割を担っていたかどうか。

そこから考えると”代えが効く”選手であり、チームとして

そこまで戦力downにはなりません。

       リカルド

        ソウザ

  健勇          清原

     蛍     山村

  丸橋 達也   祐介   陸

       

       ジンヒョン

ソウザをブルーノの位置へ上げて、山村と蛍の2ボランチです。

【試合内容】

前の試合で戦うことを思い出したセレッソ

立ち上がりから積極的に仕掛けます。

3分 CKから山村が合わせます。

  ソンユンの見事なセーブに合います。

  いつもながら古巣相手に力を発揮するソンユン。

7分 陸のパスを受けた清原がスペースを上がりながら溜める。

  その間に陸が追い越してクロス!

  リカルドとソウザがかぶってしまい惜しくも外れる。

14分 蛍の見事なカットから健勇が若干遅いながらも

   丸橋の追い越しを待ってパス。丸橋のクロスを清原が

   落として、ソウザの見事なミドル!も

   またもやソンユン。。。古巣相手に壁となります。

19分 中央のこぼれ球をヘイスに拾われて石井へ

   石井のアーリークロスにヘイスも

   先輩ジンヒョンが負けじとファインセーブ。

   その後のこぼれ球も必死にセーブ。

30分 中央付近でパスを受けた健勇がそのままドリブルで

   バイタル手前からそのままシュート!

   もソンユンに弾かれる。GK前でワンバンさせる

   コンディション的にお手本のようなシュート。

32分 FKから清原のそらしに達也と祐介が飛び込むも

   恐れず飛び込むソンユンのセーブ。

   代償として負傷交代を余儀なくされます。

   ソンユンの気迫あふれるプレーに拍手。

さすがに前半から飛ばし過ぎたので最後は盛り返されましたが、

それでも中盤の潰し合いを始めとする戦いは面白かった。

52分 清原と陸の連携から最後は清原のクロスに山村が

   アクロバティックに落として健勇がシュートも枠外。

   アウトに掛けなければならない難しいシュートでした。

62分 CKから合されるもジンヒョンのファインセーブ。

   ジンヒョンvsソンユンの対決もこの試合のハイライト。

68分 玉田のパスから中央から狙いすました健勇のミドル!

   も途中出場の金山のセーブ。

76分 内村のシュートにジンヒョン。足がつってセーブ。

   体力的にキツイ時間の内村は非常に苦しんでました。

その後も田代、クニを投入して勝ち越しを狙うも

首位&アウェーを考えればリスクを犯さなくなる札幌を

崩すほどセレッソには体力は残っていませんでした。

ほんまアップダウンの激しい試合やったので仕方ありません。

中盤の激しいバトルとアップダウンを求められる消耗戦は

GKのファインセーブもありスコアレスドローです。

見応えのあるスコアレスドローでした。

【雑感】

改めて中国に行くのがブルーノではなくリカルドやったらと

思ったサポは多いはず。

最近、相手が甘くなると多少、活躍していましたが、

さすが首位札幌レベルになると存在感ゼロ。

熊本戦で戦うことを思い出したチームにおいて浮きまくり。

今日、10人のベクトルが合って来た今、この選手さえ

いなければチームが前に進めるのにと思いました。

逆に言うと他の10人は本当に素晴らしかったと思います。

そのMOMに皆さんの批判が多い健勇をあえて私は上げます。

フットボールの基本は前に進む。ゴールを目指す。

とても単純です。

でも、これが一番難しいんですよ実は。

ボールを失うことが一番怖いですから。

今日の健勇は真っ直ぐゴールを目指していました。

常に最初の選択がゴールに直結するプレーでした。

試合経過を見ても可能性のあるシュートをこれだけ

打てているのはそういった動きが出来ているんです。

この人の場合は続けることが出来るのかが不安ですけど、

とりあえず、今日のプレーを続けれれば道は開けます。

もう1つ取り上げたいのが、山村&蛍の距離です。

どちらも長いスプリントが出来るから不安になるような

距離を取るんです。一瞬、ヒヤッとするんですが、

この2人間に合うんですよ。

でも、ソウザのボールロストはさすがに間に合わず

ヤバかったです。ソウザは失わないと言う安心感ですかね。

後半はそこは修正してソウザのボールロストもケアしてました。

しかし、そこをケアすると今度は距離が近くなってしまい、

中盤のスペースを殺すので少し攻めあぐねていた気がします。

フットボールって難しいですね。

でも、この2人と深井のやり合いは見ててほんま迫力ありました。

ほんまに観る方も疲れるような首位攻防戦。

セレッソもこんなゲームが出来るようになったのだとひと安心。

あとはTOPに曜が戻ってリカルドをベンチに下げれば、

形が出来て行くような期待が持てました。

今日のスコアレスドロー

そこが足りてないから勝ち点3にはならなかった。

リカルド、中国行かないかなー。。。。