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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第20節】 vs栃木SC~攻のマルと守の関口。

セレッソ大阪 vs 栃木SC 6/28(日)

18:00 K.O. at 栃木グリーンスタジアム

①スタメン

関口が帰って来ました。

        玉田

  パブロ        関口

    タカ     アーリア

        蛍

 丸   染谷  達也  シャケ

      ジンヒョン

②試合展開

2分 取られた責任を取るという基本的なことですが、

  前からの守備。カウンターを喰らうどころかマイボールに。

  華麗なドリブルと同じくらい価値があることです。

19分 中美のシュートはヒヤリ。

34分 関口の守備からチャンス。

   関口にプレッシャーを掛けられたDFの蹴り出したボールを

   蛍がカットして中央でフリーの丸へ。

   低い弾道のミドルはわずかに枠を捉えず。

   こういった守備の大切さ。関口を見ていると際立ちます。

42分 丸の素晴らしいサイドチェンジ!

  思わず「シャビ・アロみたい!」と言うような素晴らしいパス。

  玉田が受けてカットイン気味に入りフリーのパブロへ。

  シュートはバーを叩く。

  この後のリプレイを見ていると日本はまだまだ観戦力が低い。

  プレミアなら間違いなく丸のサイドチェンジからリプレイです。

  そしてアウトゥオリ監督がやりたいフットボールの基本線。

  その前の41分の丸のパス&ゴーも面白かった。

前半は0-0。シュートも4本。

でも、悲観すべき内容ではない。

20分過ぎからは完全に試合をコントロール出来ていた。

攻撃のバリエーションも確実に増えて来た。

後は、最後の精度の部分。

51分 玉田のFKからパブロが合わせて

   ゴーーーール!!!!!

   オフサイドに見えたので喜び遅れた管理人(笑)

63分 丸が1人抜いた時点で勝負あり。

   フリーの蛍がさらにスルーしてどフリーのパブロが

   ゴーーーーール!!!!!

65分なんて自陣から丸がドリブルで持ち上がって中央の玉田へ。

玉田がトラップミスでチャンスにならなかったけど、

足元に収まっていれば1点もの。つまり、1人でチャンスを作る。

77分 高い位置でボールを奪ってタカの伝家の宝刀

   「縦のスルーパス

   玉田が落ち着いて決めてゴーーーーール!!!!!

さすがに3-0で勝負あり。久しぶりの完勝になりました。

うん、内容も良かったのでほんまの快勝です。

③雑感

ね、少しづつ良くなってきたでしょ。

これが本来の”チーム”の姿です。

タイトルに書いた2人の輝きがこの試合のポイントです。

というか、チームが順調に出来ている証です。

関口の見せる前線からの守備。

相手の攻撃の芽を摘み取ることが出来ました。

苦し紛れのロングボールなら達也、染谷のコンビなら

そう簡単には負けません。

確実にマイボールに出来るためまた攻撃にすぐに入れます。

そうして自分達の時間を長く作ることで

次第に栃木のマークがずれて来ます。

30分過ぎからそのズレが見て取れたのですが、

そこで点が取れないとこはまだまだ足りない部分ですね。

後は、ここから崩す力はもう1つ必要です。

そして次は攻の殊勲者である丸。

カカウフォルランが抜けてから一番変わったのがこの人。

セレッソというチームにおいて攻撃の特徴でもある選手。

試合経過で取り上げなかったプレーにもアーリークロス

カットインからのシュート。岡崎ばりのカットインの

フリーランニングと縦横無尽に左サイドに君臨していました。

19分のように守備は残念なプレーが多いが、

攻撃に転じた時の輝きはさすが!本来の姿が戻って来ました。

パブロは今日も相変わらずのボールロストで前半はイライラ

させられましたが、点を取ってからは肩の力が抜けたのか

プレーがとてもシンプルになっていました。

(特にカウンターで2回くらい簡単なパスミスでチャンスを

 潰してましたから、ちょっと多すぎます)

これで変わってくれれば良いのですが。

今日は2点を取りましたが、前半のブレーキになっていたことを

思えば、まだまだ信頼出来る選手ではないです。

で、もう一人の点を取った玉田も厳しい状況ですね。

1TOPは正直しんどい印象です。

ポストプレイヤーの周りをチョロチョロする方が持ち味が生きます。

やはり往年のスピードはないから一人で違いを作り出すことは

難しい。それだけに周りとの連携が求められるところです。

ただ、セットプレーのキック精度は簡単に衰えないですね。

セットプレーが苦手なセレッソにおいて、ほとんど味方が

触ることが出来るボールを入れているって意外に凄い!

セットプレーが重要なJ2において、貴重な存在ではあります。

でも逆を言えば、苦しんでいる選手が点を取ったというのは朗報。

チームとしてチーム力が更に向上して行ける可能性があります。