セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ 3/23(日) 15:00 K.O.
at カシマサッカースタジアム
①スタメン
スタメンは前節と同じ。とりあえず落ち着いた感じです。
②試合展開
前半はお互いの中盤ががっぷり4つ。
蛍、アーリアvs柴崎、小笠原の戦いが面白い。
ここ見るだけでもお金払う価値あり。
しかし、柴崎と小笠原が前後になる瞬間に柴崎に襲い掛かるセレッソ陣。
これってビデオで研究したんだろうなー。縦になる時が”味噌”だと思う。
横だと逆に危険な柴崎と小笠原の関係。
とは言っても簡単にはフィニッシュにお互いに持ち込ませない。
そこを潰されても切り替えの早いCBの二人。
これもお互いに切り替えが早いので面白い。
どちらもここの守備が効いているので、リスクよりセーフティを気にしながらの攻撃。
15分くらいはそんなしびれる展開も、
18分 マルのFKをニアで曜が合わせるがクリア。
そのクリアボールをアーリアが競って転々と転がるボールを
達也がアーリアに返す。するとアーリアのシュートがさく裂!
ゴーーール!!!!!
東京時代に決められてシュートを思い出す見事なミドル!
最近、得意?なセットプレーから一連の動きでゴールです。
これでがっぷり4つという訳には行かなくなった。
鹿島がリスクを背負い、セレッソはよりセーフティに。
元々中盤のずば抜けた守備から攻撃が持ち味の両チーム。
守備に専任出来るとかなりの強さを発揮する。
なのでボールを保持されるもある程度安心感のあるセレッソ。
でも、逆だったらと思うとゾッとする。
この強い中盤を持つ両者において先取点は重要だ。
1-0で前半終了。
試合巧者の鹿島がゆっくり入るとこを見越してか開始早々に
エネルギーを注ぎ込むセレッソ。
45分 丸が前に出してダッシュ!
アーリア、曜とつないでその丸へリターン。マイナスのパスを
満を持してフォルランが放つもGK。
46分 健勇がフワッと上げたボールが中央のフォルランに!
フリーで後は入れるだけのはずが、何故かボールは枠外に。
さすがのフォルランもユニで顔を隠す。。。。(苦笑)
でも、、そんなフォルランも
85分 フォルランがアウトで左サイドの曜へパス。
曜がアーリアとのワンツーで抜け出して中央のフォルランへ!
ゴーーール!!!!!
フォルランのリーグ戦初ゴールは試合を決定づける貴重な追加点!
2-0のまま試合終了して3連勝となりました。
少しづつ形になって来てるのかな?
でも、それを支えるDF力に拍手ですね。
③雑感
ボールを持たれているのに試合を支配している。
なんかいつもと逆の展開に少し驚きです。
それもファーストゴールの重要性。特にこの試合は。
そして達也、カチャル、蛍、アーリアの作る守備のブロック。
この4人が素晴らしく良かったと思います。
相手が少しでもトラップやパスが乱れると迷わず前へと飛び出す守備。
タイトル通り”攻撃的ディフェンス”を終始見せていました。
そして4人ともそれを同じように出来ることによる守備の連動性。
相手にとってはとても厄介だったと思います。
ただし、飛び出した時に一発裏を取られる危険性はある訳なので、
そのためにも早めに攻撃陣の得点が必要になって来ますね。
そして攻撃ではフォルランの初ゴールも飛び出し少しづつエンジンを上げるかな?
という中で”曜”はスタメン外してもええんちゃうでしょうか?
あのトラップミスにパスミス。あれは曜の本来の出来じゃありません。
そして最悪なのが味方が昨シーズンのイメージでスペースにパスを
出したら慌てて走り出す曜の姿が4回くらいあったかな?
心・技・体が準備出来ていない証拠です。
それに比べて守備も頑張ってよく走っていた健勇。(いらんまたぎは止めて欲しいが)
はるかに心・技・体が充実しております。
フォルランと健勇の2TOPでええんじゃないでしょうか?右SHにはミッチで。
曜はお休みが必要だと思います。
とは言え、終盤に左SHで少し光を見せてたので、
しばらくSHで使うのも手かもしれませんね。
もちろん適任はTOPなので調子が戻ればTOPで使うとして。
ただ個人的には”お休み”が一番ええんやと思うんですが。
逆に健勇、拓実が調子良いので彼らが調子を落とした時に
しっかりと曜には活躍してもらわないといけません。
それが本当の強いチームですから。
決して一人に頼らない。クラブ全員で勝利を目指す。
そう、タイトルのためには全員で助け合って行きましょう!!!