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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第16節】 vsサンフレッチェ広島 ~皮肉な敗戦。

セレッソ大阪 vs サンフレッチェ広島 7/13(土) 19:00 K.O.

  at エディオンスタジアム広島

①スタメン

スタメンはタカが累積明けで戻って、休み明けの4-2-3-1に戻ります。

そして何よりスタメンにジンヒョンの名前が。

スタメンはこれだけで本当に嬉しかった。ジンヒョンが無事で何よりです。

②試合経過

まず、酷暑続きでどうなるかと思われたこの日は夕立もあり意外に気温は低め。

開始当初で26℃くらいでした。

おかげさまでいつも面白い広島との試合は期待通りで非常にスリリングでスピーディー。

とても面白い試合となりました。やはり、面白い試合をするにはこの辺りの気温が限界かと。

何よりこの気温になったことにまずは感謝の1試合です。

さて、試合開始から何か動きの良いセレッソ

中断明けで最も良い立ち上がりかもしれません。

5分 エジノがあいさつ代わりのシュート。もGK正面。

   でも、その前のシャケへの素早いフォローが素晴らしい。

8分 エジノがドリブルから素晴らしストップで浮き球で曜へ

   曜が胸トラップから狙うもさすがに腰が回らず枠外。

9分 高萩の個人プレーからのシュートも枠外。

   セレッソはこの人にはとても嫌なイメージが。

   なんせたまにしか観ない嫁ですらいつもセレッソで決めてる人と。

11分 クロスのクリアボールを拓実が胸トラップから狙うもGKキャッチ。

    その前のクロスの時にシャケがフリーやったんやけどなー。。。

23分 寿人にヒヤリ。いくら攻めていてもやはり広島は怖い。

    テクニックもスピードもある。寿人は守備の視界からすぐに消えるし。

29分 タカのインターセプトからエジノシュートもわずかに外れる。

    タカは攻撃面では物足りなかったが守備面では地味に活躍。

43分 丸橋のインターセプトから拓実が絡んで曜のシュートもGK。

    シュートまでが早かった。でも、これを決めたかった。

    前々節も言いましたが曜は少し疲れているように私は見えます。

前半からいかにも広島戦らしく面白い試合でした。

セレッソ的には今まで一番良い立ち上がりと45分間。

でも、広島は決して守る訳ではなくスキあらば怖い攻撃を繰り出してくるので、

45分が余りにも早く感じました。私が本当に大好きな試合です。

47分 螢のどんだけ長い距離走るねん!というDFから苦し紛れのパスを

    タカがしっかりとカットしてエジノへ。エジノシュートはGKに弾かれる。

    これも決めておきたかったPartⅡです。

    螢が少し元気がなかったのでこのランは安心させたれた。

    この試合は螢らしいランを見れたのでそれだけでも十分。

48分 拓実のシュートもDFに当たる。積極的ないいシュートです。

81分 これが決めておきたかったのラストです。

    先ほども出てきた螢の素晴らしいDF。

    その後、ゴール前にこの時間とは思えない猛ダッシュ。

    そこへ丸からのクロスも。。。。決まったと思った。。。。

これがセレッソのハイライトでした。ここから広島のカウンターにさらされて、

最後にはやっぱりコイツか!ってな感じで高萩に決められての敗戦です。

ゴール後の嫁の「またこの子」に高萩の顔もみたくない管理人でした。

③雑感

皮肉にも内容が一番良い試合が劇的な負け試合になるとは。

今まで内容が悪くとも勝ち点を取れていて何か強くないけど上位にいるセレッソにとって、

良い意味でも悪い意味でも一つ試金石になる試合であったように思う。

そして、この試合のMOMはエジノに上げても良いんじゃないんでしょうか?

前節頂いたコメントにもエジノ賞賛の声がありましたが、この試合は更に輝いてた。

ボールのほんとんどがエジノを経由していたと言っても過言ではありません。

クルピはよくここまで我慢して引っ張れたものだと感心させられました。

まあ、下位に低迷してたらそんな余裕もなかったかもしれませんが。

ある意味、内容悪くても勝ち点を取って上位に付けれたおかげです。

まず、ボールを「取られない」。そして意外にロングレンジのパスが得意。

そう!このロングパスによるサイドチェンジがサイドに置いて輝きを取り戻した一つの要因。

この2つの特徴だけでセレッソの攻撃の際にピッチの『幅』を演出していました。

後、全体が遅くなると普段は遅くてイライラする横山がしっくりいくのは面白い。

意外に前節もこの試合も地味に良い仕事をしてました。

そしてその正反対の対象として出てきたのが健勇。

ハッキリ言ってこの試合の敗因の一つだと思います。

この交代がなければ0-0のドローが妥当な試合だと思います。

データもそれを物語っていて、健勇投入後しばらくするとシュートがゼロ。

それに対して広島のシュート、決定機が連発です。

それは健勇がバイタル付近でズレたパスの連発でリズムを壊してしまいました。

楠神の特徴やスピードを余りにもわかっていないのに驚き。

エジノの取られないことで作っていたリズムを健勇の取られることで

リズムが崩れたと言っても過言ではありません。

そして人数を掛けて攻撃中に簡単にボールを取られることは典型的カウンターを喰らう。

子供でも知っている話です。

なので、劇的なゴールも健勇によってリズムが崩されたことによる必然だと思います。

あの時間帯は広島がカウンターでいける!と息を吹き返していました。

だからこそゴールの場面もあれだけ人数を掛けられたのです。

なので、劇的ゴールも偶然ではなくセレッソの選手交代による必然です。

あの時間帯はただでも体力的にキツイ時間です。

あそこでボールを簡単にロストする意味。健勇にはまだわからないんでしょうね。

なんか、テクニックを見せたいのか知らんけどあの時間と展開から有り得ないパスばかり。

そして守備面でも私にとって許せないのが90分のプレー。

なんかしらんけどマークから目を離して味方に指示。

自分のマークを外したためにキレイな縦パスを入れられてピンチを招いていました。

余りに時間をわかっていない軽率なプレーに正直ガッカリ。

ベンチで何を学んでいるのでしょうか?

その前にも守備が余りにも怠慢すぎて螢がフォローに行ってるんですよ。

螢にしたら「何でプレスに行かへんねん!!!」って怒りのDFです。

チンタラと歩いてる健勇を追い越して前にまで守備に行ってるんです。

私は久しぶりにTVの前で激怒しました。

健勇は90分前後のプレーを見直して欲しい。

申し訳ないがこの選手では世界は遠い遠い存在です。

健勇は一度武者修行に出た方が良いと思います。

この2年間「精神」面での成長が全く見られない。

このままでは間違いなくセレッソの”20”は背負えないです。

健勇の体と技術からすれば”心”が成長すれば素晴らしい選手になれると思います。

ただ少なくとも”心”はいまだにユース時代のままだと私は思います。

精神の成長のためにも厳しい環境への武者修行を望みます。

今のままでは鳴かず飛ばずの選手になるでしょう。

厳しいようですが期待が大きいゆえのお説教です。

頑張って”20”を継承して欲しいと心から願っています。

ということで、内容が良くて試合に負けると言うどちらか言うと今までと

逆の展開で負けましたが、夏にチームが完成することはとてもいい傾向です。

手探りで勝ち点を拾う春先。

チーム完成させる夏。

そして完成させたチームで駆け抜ける秋。

これが優勝を狙う理想的なチームです。

なので、この夏に完成したチームで勝利を取れるようになれば

間違いなく秋には大きな収穫があります。

信じて突き進みましょう!!!今のチームは間違っていません!