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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【C大阪】 '12年度シーズンレビュー

今週はセレッソはお休みなのでこの間にシーズンレビューをしちゃいます。

レッズもマンチェスターダービーも今晩やし、時間も空いてしまいましたし。

さて、今シーズンは大きく分けて3つ。

①五輪まで

②五輪後

③クルピ復権

この切り口に分けて今シーズンを振り返ってみます。

①五輪まで

出だしはセレッソらしからぬ好調に驚きましたが途中から見事な失速を見せました。

その出だしがいつもと違って好調やった理由はとても簡単で、

チームの中核を形成する五輪組がシーズン当初にも関わらず、

シーズンの中盤並みにコンディションが出来上がっていたことだと思います。

1年間戦うプロ選手においてシーズン序盤にコンディションを作るとほぼ夏過ぎに失速します。

徐々にコンディションを上げていくのが普通に1年間戦うスタイルだと思います。

それに比べて五輪組は選考の真っ最中。嫌でもコンディションは上がります。

故に、出だしのセレッソは強かった。特にダブルボランチ、ボギョンの出来は秀逸してた。

(キヨはコンディションより役割の違いに戸惑っていた感じでしたが)

それが周りのチームのコンディションが上がりだす4月くらいからすっかり勝てなくなります。

いわゆるハンデを失ってチームの弱さが浮き彫りになっただけのことです。

その失敗の要因がサイドバックソアレスケンペスの関係だと思います。

ここを私なりに一言で言うと「代表クラスのサイドバックがいれば成功していた」です。

丸橋:超攻撃的な選手で守備は苦手、シャケ:明らかに今シーズンはコンディション不良

この2人にとってソアレスのバランスを取って上下動を激しく行う本来のサイドバックの動きを

求められると、とても実施しきれませんでした。

特に丸橋はクルピのいる時といない時の差を見れば歴然でした。

そしてこの失敗の最大の犠牲者はケンペスなのではと私は思っています。

ソアレスの目指すフットボールを考えれば、サイドから有効なボールが入る予定でした。

そして、ケンペスはDF1枚くらいなら付いてても、そういったサイドからのボールに対しては

ゴールを決められる能力があると思います。

しかし、現実はサイドから有効なボールはほとんど供給されることはありませんでした。

逆にボギョンの縦への突破頼みになってしまっていました。

これではケンペスの役割は全く当初と違うものになってしまいました。

それでもゴールを決めないといけない・・・これがポスト・バー連発の原因の一旦かと。

つまり、予定通りのフットボールになっていれば得意なゴールを決めれば良いのですから、

ケンペスの生き方が全然違って来ていたように思います。

大げさに言うとポスト・バーの数だけゴール決めてたかもしれませんね。

せめてシャケが昨シーズンくらいのコンディションならもう少し違っていたのでは?

というのもたらればですね。

ケンペスソアレスにとって本当に可哀想な現実だったような気がします。

②五輪後

五輪前はそんな厳しい現実であってもボギョンが絶好調だったり、

コンディションの良いダブルボランチに支えられて何とか勝ち点も拾えていました。

しかし、この時期にそんなボギョン、そしてキヨと二人も中心選手が海外へと旅立ちました。

これによって個による得点も見込めなくなり本当に苦しい試合が続きます。

チームも出て行ったお金を使って、シンプリシオと枝村を獲得しますが、

新しい選手がチームに馴染むにはやはりそれなりに時間が必要です。

そんな絶望の淵にいたチームを救ってくれたのが言うまでもなく「曜」です。

正直、この時期に曜が勝ち点をもたらしてくれたから「残留」があると思います。

本当に曜が帰って来てくれていて良かった。心の底から嬉しかった。

それくらい、「曜」のおかげで拾えた勝ち点がたくさんありましたよね。

そうこうしているとシンプリシオが次第に馴染み出し、枝村の得点能力が発揮されと

次第にチームもドン底からは脱却出来つつありました。

しかし、降格の影から逃げれるほど爆発力はなく苦しい展開にあのニュースです。

③クルピ復権

最後は言わずと知れたクルピの復権ですね。

元々チームのベースはクルピが作ったものですので、短期間でチームを立て直せる

数少ない特効薬です。

実際、この復権により迷走していた丸が完全に復活を遂げました。

チームも超攻撃的なフットーボールを思い出したかのように3-2と言う

スリリングなゲームで勝利が続くようになりました。

これにより残留は確実!後は来期をどうするのか・・・何て思っていたら、

またもや残留争いに巻き込まれる羽目に。

クルピの来期の契約の発表とか完全にクラブ、サポ皆で降格を忘れていました。

私も本当にここは反省するばかりです。

チーム的にはシーズン開始が早かった五輪組が当然のコンディション低下。

そこへ曜のケガ、丸もケガ、シャケもケガといやいやもうボロボロでした。

そこへまさかの横山の2ゴールで残留が決まるとは恐ろしいものです。

④来期へ

クルピ続投の時は更新しそびれて、他の皆さんのブログを読んだりコメント入れたりしました。

私も皆さんもクルピの要求に対して「身の丈経営」を話していたんですが、

そんな中、クルピが続投してくれるなら本気で優勝を狙いたいって実は思って来てます。

皆さんからクラブが破綻してもいいのかとお怒り受けそうですけど(苦笑)

でも、もうセレサポ始めて15年。

長居で2回涙を流しました。国立にも2回も足を運びましたが涙でした。

4回も目の前で優勝が逃げて行ってます。

そんな経験ばかりしていると、一生に一度くらい優勝を味わいたいっていう

気持ちが沸々を沸いてきました。今はJの縮図は大変縮まっています。

1つ嵌れば十分優勝を狙えるチャンスだと思います。

今は苦しい京都も優勝経験者です。破綻した大分も優勝経験者です。

その先に苦しい時代が来るとしても、一度優勝してみたい。

私みたいに未来を考えず優勝を夢見るサポが1人くらいいても

いいんじゃないかなって勝手に思っています。

で、補強ポイントは大体皆さんと同じだと思いますが3つ。

・守備も計算出来る出来るSB

・フィード能力があるCB

・得点が取れるCF

まあSBはどこも人材不足気味なポジションですから。。。。

シャケが年齢的にコンディションが整うのが大変だと実感したので、最も補強を急ぎます。

大輔は完全にあのケガから一度も全盛期の影を見ないですし。

ハイプレスを用いるチームが増えて来ているので、そんな時のフィード能力の高いCBは必要かと。

来シーズンもシンプリシオがいるなら私はタカってのもありかと思ってます。

最後にJにおいて点がとれる外国人は恐ろしくチーム力を変えます。

セレッソの場合は2列目に良い選手が多い傾向であるだけにここの補強は

シーズンを左右しかねないポジションです。

レアンドロ・・・。資金力のあるガンバ相手じゃ無理か・・・・。

なんか時間が経つにつれて明らかに疲れから簡単で短くなってしまい申し訳ありません。

何回かに分けてエントリーすれば良かったと反省してます。

まだ天皇杯が残っていますのでシーズンはまだ続きますけどねー。

でも、監督もシンプリシオも帰っちゃってクラブとして、天皇杯を絶対に狙いに行く!

という訳でもなさそうで。。。

しかも来週から私本人が忙しくて更新出来るか不安ですが、

最近はセレッソのブログも多くて安心して休めそうです。(^_^;