Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第30節】 vs 浦和レッズ~ハイプレスに苦しめられて・・・。

セレッソ大阪 vs 浦和レッズ  10/27(土) 14:00 K.O.

  at 埼玉スタジアム2002

まずスタメンはこんな感じ。

こんなん使い始めてみました。

でもピンクがないんですよねー。とりあえずもう一つのカラーである紺(青やけど)です。

スタメンは前節と同じです。

で、試合は表題の通り、浦和のハイプレスに苦しめられた試合でした。

普段はボランチの所で比較的に持たせてもらえる展開が多いセレッソ

それが今日はそのボランチにハイプレスを掛けられて苦しみました。

もう一つハイプレスに苦しんだ原因が健勇・曜の新2TOP。

ハイプレスに対抗するためには早くTOPへボールを入れること。

最悪、ロングボールでもいいからとにかく前へとボールを出したい。

ハイプレスの最大の狙いは横へのパスなので縦へ出せないと苦しくなる一方。

でも、セレサポの皆様ならもうおわかりだと思いますが、曜と健勇は

どちらも「ポスト」になることが得意ではない選手。

つまり出したくても出せずに横パス。そこへ浦和のハイプレスが襲い掛かる構図に。

もう一つおまけにハイプレスの逃げ道としてCBを使う手もあるんですが、

セレッソのCBは2人共、足元が得意なタイプではありません。

(大海の不在をここでも感じることになりましたが)

更におまけに浦和の3バックが2TOPのマークに対してキレイにハマっていました。

ってな具合に試合自体はかなり苦しい試合を強いられましたが、

結果的にはジンヒョンを始め頑張ったDFで勝ち点1をget。

ガンバの結果からしてもこの勝ち点1は残留には大きな勝ち点1でしょう。

で、試合の流れに元に戻して、

上記な展開の試合でしたが、前半開始早々はセレッソに多くチャンスがありました。

理由は浦和側にミスが多く目立ったため。

中途半端なパスやドリブル突破をセレッソが奪って好機につなげました。

健勇と曜のコンビネーションで抜け出したシーンなんて思わず興奮でした。

13分の枝村のシーンも枝村のシュート精度なら決まったと思いましたが、

GKの見事なセーブに合いました。

しかし、20分くらいからバタバタしていた浦和が落ち着きだし、

次第に浦和がポゼッションし始める展開に。

そして34分の槇野のシュートくらいからは更にセレッソには苦しい時間へ。

しかしながら開始時のセレッソのプレーを見せられているせいもあって、

そこまで浦和もリスクを冒して来なかったので、何とか0-0で前半終了。

苦しい前半でしたがクルピなら後半開始で勝負出来ると思っていましたが、

ハイプレスに苦しんで全くボールをポゼッション出来ません。

そして次第に次々にボールを奪われて早い攻撃を喰らうことになります。

いつ点が入ってもおかしくない展開でしたが、ジンヒョンのファインセーブや

相手のシュートミスに助けられて何とか失点は防ぎます。

もちろんクルピもこの展開を黙って見ていた訳ではなく、

59分に曜に代えて吉野を投入します。

狙いは2TOPを捨てて健勇の1TOP3シャドーへ。

私もこの交代がベストだと思っていましたし、実際に少し流れを戻しますが、

ここは浦和が前半と違って勝負どころと一気に攻めて来ました。

これによって、再び押し戻されピンチの連続に。

しかし、またまたこのピンチをなんとか逃げ切ります。

70分を過ぎると勝負を掛けた浦和の選手達もさすがに足が止まり始めます。

なのでセレッソもここからは少し盛り返して、五分の展開へ。

最後は健勇が抜け出して1:1を外してセレッソは明確にドロー狙いへ。

そして最後は狙い通りにドローに持ち込み勝ち点1を計画的に取れた感じかな。

こんな感じで90分、じっくりと観戦して楽しみました。

タイトル・降格争いから離れるとゆっくりと観戦出来ます。

で、曜・健勇の2TOPの弱点が思いっ切り浮き彫りにされた試合でした。

この時期に確認出来てとても良かったと思います。

いつもポゼッション出来るほどチーム力はまだありません。

そんな時にどうやって試合を作るのかはこれからの課題です。

かといって、この2TOPのコンビネーションは日に日に高まっています。

私的には課題はあれど、まずは今のコンビを高めて行ってもらえたらと思います。

そして、今日みたいな相手とやる時にどう打開するのか?

まだまだ成長出来る若いチームです。

きっとその答えも見つけてくれると信じています!

で、今日はシンプリシオが集中を切らすシーンが多かったのも

この試合を難しくした原因だと言うことを1つ付け加えておきますね。

(しつこいようですがシンプリシオはあれがあるんですよねー。)