セレッソ大阪 vs FC東京 10/20(土) 18:00 K.O.
at キンチョウスタジアム
①試合前
今週の出来事と言えばケンペスの契約満了に伴う帰国。
前節で残留はほぼ見えたところ。
今日からは『来季』を見据えた新たな戦いが始まります。
ほぼ残留が決まったチームの中で特に健勇は大事な大事な1ヶ月半。
来シーズンのレギュラーをつかめるのか?
それとも、またもや助っ人補強ポイントとなるのか?
この1ヶ月半は生き残りを賭けたテストマッチの予感。
②スタメン
健勇 曜
ヘベルチ 枝村
シンプリシオ 螢
丸橋 康太 茂庭 シャケ
ジンヒョン
これが来季を見据えたフォーメーションです。
言うまでもなくTOPが今後の課題だと思います。
③試合展開
今日は試合展開はショートバージョンで。
チームと同様、残留がほぼ手中に収まり、気持ちが少し緩んでいる管理人です。
セレッソの先取点はホタル・アロンソの足元ピタリのロングパスから。
50分 丸橋が得意のミドルを決めて
ゴーーーーール!!!!!
天皇杯で康太に決められて、俺も負けてられるかという感じのゴールです。
この試合、丸橋のサイドには石川がいるのでむしろ攻め上がるチャンスが
少なく守備に時間を割かれていましたが、数少ないチャンスをモノにしました。
丸橋なりに「攻守」のバランスが良くなっているんでしょうね。
攻めてばっかりじゃない丸橋のゴールに成長の証です。
そして、螢のシャビアロ並みのロングレンジのパス。
今日も3本くらい決めていましたが、本当に足元にピタリ。
タカもこの手のパスを交代で入ってから出していましたが、胸トラップするようなボールでした。
この差は上のカテゴリーに行けば行くほど大きな差です。
上のカテゴリではパスが成功するのは当たり前。
受け手が次のアクションにいかに早く移れるようなパスを出すかが技術の差となる。
螢の職人芸化して来た見事なパスでした。
52分に曜が抜け出してGKと1:1になるも決められず。
こういうミスは必ずしっぺ返しが来るのがフットボール。
73分 ブチチッチに決められて同点に。
でも、東京のポポビッチの修正も見事な同点劇でした。
その後は、両チームのこの試合の意味を考えると無理に勝ち点3より、
リスクを冒さない戦いのまま試合終了です。
④感想
昔に取りあげた「曜のポジション」。
やっぱりTOPが一番合いますね。改めて確信しました。
そして、ケンペスより健勇の方が曜がやりやすいのも間違いないですね。
ケンペスの時は怒っている顔が多かったのが今日は笑顔が多かったのが印象的でした。
連携が高まればめちゃめちゃ期待出来る2TOPになりうるんじゃないでしょうか?
プレー的に言うと下りてボールをもらうプレーをどちらもやるし、
サイドに流れるプレーもどちらもやるしという所。
ケンペスとはタイプが違うこういったタイプの方が曜らしさが出る感じです。
まあ、曜は気の利くプレイヤーではないのでケンペスの立場から言うと、
言いたいこともあるかもしれませんがね(苦笑)
健勇はスピード的にはようやくJ1のスピードに慣れて来ました。
基本が出来たとこで次のSTEPに行きましょうか!
で、まずオフサイド。
もちろん裏を狙ってオフサイドを取られることは悪くありません。
でも健勇の場合、「ボールウォッチャー」になってのオフサイドが多い。
もう少し相手のラインとの駆け引きが出来るようにならないとダメです。
ボールを見ないでラインを見ろ!と何度か叫びました。
それとポストに入ったボールを簡単にハタクとこですが、決して悪いプレーじゃありません。
むしとセレッソの戦術から言うと、正解です。
だけど、その中で何度かはタメテ欲しいシーンがありました。
あの体格を生かしたプレーが出来た上で足元の上手さを生かせる。
相手にとって、これほど嫌な選手はいません。
つまり、状況に応じて「タメ」と「テンポ」を使い分けれる選手になって欲しい。
私は今日の健勇を見て、この2つのプレーを身に付けてもらいたいなと思いました。
あ!もちろんレベルが高い話ですよ。
でも、あの体格と体の柔らかさを生かせばきっともう一つ上へ行けると信じてますので、
あえて、レベルの高いプレーに注文を付けてみた管理人でありました。
他では、やっぱり螢のボランチの方が安心感と安定感がある。
螢のボランチのプレーが大好きな管理人であります。
逆にタカは前節の1点目もそうでしたが最近ミスが目立ちます。
っていうか、体に疲れが溜まっていますよね。そりゃ当たり前か。
となると、同じように試合をこなしているのにシーズン通して安定している螢が化け物なのか???
シーズン通して安定したレベルを保てるのも一流選手の証ですね。
海外のトップクラスの選手でもシーズン通してコンディションを保てる選手って
ほんまにわずかですから。
さて、来季に向けてのスタートが始まったセレッソ。
クルピと言うかなり異質な監督によって作られたチームはどうすれば、
クルピが去っても戦っていけるのか?
そんな苦悩を突き付けられた今シーズン。
まだまだ答えが出ぬまま進んで行くしかありません。