セレッソ大阪 vs ガンバ大阪 8/11(土) 19:00 K.O.
at 万博記念競技場
①試合前
五輪のタカの涙。本当に気持ちが伝わって来た。
でも、タカは涙を流すたびに強くなって来た選手。
この経験はタカをもう一つ上のステージへ上げてくれる気がします。
プレーについては色々な意見があると思います。権田のパスが悪いや
麻也がなんとなく前を指差してたとか、みんな気持ちを切らして歩いていたとか・・・。
そんなことは今のタカには関係ないでしょう。
だって、悪くないと慰められてもタカの心には何も響かない。
きっと、タカの心には”もっと強くなる”という気持ちしかないはずです。
タカは強くなれる。
私にとって強くなったタカを見るのが待ち遠しいです。
で、Jリーグに話を戻すとまさかの降格争いでのダービー。
まあ、うちはこのポジションは何度か経験があるので、それほど不思議じゃ
ないんですが、ガンバにとったら誰もシーズン前に予想しなかった位置です。
ただ、どちらにとっても勢いを付けるには大事な大事な試合です。
②スタメン
そんな大事な大事な試合だというのに五輪組は当然いない。
なのに丸橋と黒木が出場停止。
Jリーグくらいのクラブの規模で5人もスタメン抜けるって、まともに試合が出来るのか?
そんな危機的な状況です。なので、スタメンはこんな感じ。
柿谷 ケンペス
枝村 ヘベルチ
横山 シンプリシオ
児玉 康太 茂庭 シャケ
ジンヒョン
新加入して間もないヘベルチをいきなりスタメン。
丸橋のいない左に児玉を入れて来ました。
③試合展開
私のブログを読み続けている方は御存知かと思いますが、
雨の日は電波が悪くて、TVが映らないんです。
でも、時折見える時間帯を中心に展開してみます。
7分 元セレッソ倉田に抜けられてシュートで冷や汗。
ってか、ヘベルチの守備力はヒドイ。あそこであんなに簡単に・・・。
しかもパートナーはシャケ?!90分守れるのか???
13分の二川のヘッドも決定的。前半は完全にガンバペース。
でも、この良い時間帯に点が取れないから今の順位なんだろうなー。
そんなチームの典型的なパターンで、
27分 チャンスらしきチャンスがないセレッソだが明神のDFしたボールに枝村が反応して
ゴーーーール!!!!!
あれだけ決定機を迎えたガンバではなく全くチャンスがなかったセレッソが、
相手のDFしたボールから点が入るなんて・・・。
セレッソがどうこうよりガンバがなんかヤバい感じ。
34分 ヘベルチが曜と絡んでシュートも枠外。
この選手は攻撃は期待出来そう。特に曜と絡むと期待感up。
ただし、守備が悪すぎるからどう使うのか?
前半はなんとか1-0で終了。
でも、とても0点で90分押えることが出来る雰囲気がない。
粘って70分くらいに追加点が欲しい。
そんなこと言ってたら
49分 曜がキープから児玉が走りこんで来たとこにパス
折り返しをまたまた枝村が
ゴーーーール!!!!!
なんと枝村が驚きの2得点。
なんやら長谷川さん曰くガンバキラーらしいです。
清水時代から何度も決めているようです。
こうなると当然、ガンバの攻撃のペースが上がる。
49分かー。あと40分も粘るのは大変だ。
なんて言ってたら52分に1点返されます。
児玉が振り切られた時点で勝負あり。
なんで、児玉に代えて大輔を投入。のはずが、今度は51分に
大輔の中途半端なクリアから守備は今イチなヘベルチが交わされて、同点にされちゃいます。
どちらの2点も一番切らないとダメなコースを走らせちゃうんだから失点して当たり前かと。
まあ、これこそ急造左サイド。試合開始時点でサイドから2点は十分予想できる範囲。
気を取り直して粘りたい。
でも、ガンバには押せ押せになってからいっつも4点くらい取られて負けてるからなー。
なのに途中からガンバが意外にペースダウンして慎重に。
そしてそれが今のガンバの調子であり順位を象徴しているんだろうなー。
今のセレッソなら十分に勝ち点3を取れる力差があるのに勝負を掛けれないなんて。
ということで、どちらも勝ち点1を欲しそうな展開に。
といってもこの時間帯は実は画像が・・・・・・・・・。
ただ85分に曜やーって叫んでるのにケンペスの入らないシュートは見えました。
たまにならええんやけど、こんなプレーをもう何回見せられたことか。
さすがに何度も見せられるとうんざりです。
そんな感じで最後はどちらも決定力を欠き2-2のドローです。
④感想
2点先制して追い付かれた訳ですが、価値のあるドローです。
確かに試合展開を考えると残念ですが、主力5人も失って、急造メンバーで挑んだこの試合。
降格争いのライバルであり、下位のガンバにドローなら合格点です。
そんな合格点になったのは枝村のおかげですね。
チャンスらしいチャンスがない中で2ゴールは感謝感謝です。
まあ、柏戦と同じく横山がボランチに入ると中盤で相手はいいようにボールが持てます。
しつこいようですが1度交わしてしまえば横山は追うのを止めてくれるので、
ま、ここは我らが螢&タカが帰って来るので次節からは心配していません!
そして、サイドの守備力はかなり厳しい状態。
特にヘベルチの守備意識の低さはかなり危険。
逆に期待の持てる攻撃力。まさしく諸刃の剣です。
もちろんサイドバックの守備力が高いチームなら得意な攻撃力を生かせるんでしょうが、
なんせサイドバックの守備力が最大の課題であるセレッソですから。
弱点もしっかりと目立っちゃいます。
ここにまた螢に負担を掛けちゃうと、五輪で見せた攻撃力が出せなくなるんだよなー。
ここのバランスをこれからどう構築していくのかが課題ですね。
それなりに勝負出来る能力の選手が集まったことを確認出来ました。
後はこの選手達をどのように組み合わせて最大の力を発揮させるのかですね。
そんな、魅力のある選手が集まる中、ケンペスってどう?って感じです。
ま、シーズン当初ほど悪くありませんが、逆にこれ以上使っても上積みが何もなさそうです。
ここには今はまだまだ力不足でも健勇を使って育ててもらいたいですね。
五輪を見てる限り、健勇はまだまだ得点以外に勉強しないといけないことが
いっぱいありますが、本人にその自覚があるのかが少し心配です。
なんか頭に”得点”しかないような気が・・・・。
”得点”だけならブラジルのロナウドみたく異常な決定力が必要ですよ。
ここの悩みが解消すれば道が開けそうな気がするんですが。
思い切ってこんな布陣もありかも。
枝村 曜
シンプリシオ
タカ 螢
丸橋 康太 茂庭 シャケ
ジンヒョン
思い切って4-3-3です。シンプリシオがいるから出来る布陣。
ケンペスが入ると世話をする選手が必要なので、
4-3-3を採用する場合はケンペスを絶対に外すことが条件です。
お願いソアレス様!試してみて!