Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第17節】 vs横浜Fマリノス~柿谷のポジションがポイント。

セレッソ大阪 vs 横浜Fマリノス 7/7(土) 19:00 K.O.

  at ニッパツ三ツ沢球技場

①試合前

キヨが去り、ボギョンが五輪代表で抜けとセレッソの2枚看板が抜けての最初のゲーム。

そして、螢とタカももうすぐ抜ける。

相性の悪い横浜とは言え、いかに勝ち点を拾うかが求められる試合。

変な言い方ですが「勝ち点の拾い方」が必要だと思います。

ちなみに横浜って苦手な感じはしないんだけど、気付いたら負けてるって試合が多いです。

本当はこの時期までに助っ人に爆発しておいてもらいたがったが、

いまだにその片鱗も見えず、苦しい『夏』が始まります。

②スタメン

     ケンペス  播戸

 曜一朗         ブランキーニョ (途中で左右入替る)

      タカ   螢

 丸橋  康太  茂庭  シャケ

       ジンヒョン

私が一番止めて欲しかったスタメン。

その理由は「ナビスコ少し。その他も少し」という記事を読んで頂いた人なら

私がこのスタメンを激しく嫌う理由はおわかりだと思います。

そうです曜のポジションです。そしてこの試合は全くその通りの試合になりました。

その内容は後程・・・。

③試合展開

試合開始と共に全く球の収め所がないセレッソ

理由はいたってシンプルで、キヨとボギョンという2枚看板が

完全に入れ替わった2列目がほとんど機能停止。

なので、仕方なしにロングボール主体の攻めへ。

しかし、元からそんなにシャキシャキ動くタイプではないケンペスですが、

今日はそこへ”疲れ”もそろそろ蓄積の気配を見せていて、ますます動きがスローに。

なので、球を収めろと言う方が無理。

播戸はあくまでも球が収まってから仕事をするタイプですから、

こんな展開では可哀想なくらいに仕事なし。

そして、完全に試合から消えていた『曜』。ここは後ほど。

そんな状態のソアレスの指示は曜とブランキーニョの左右入れ替え。

残念ながらそれくらいで何とかなるような軽傷ではなく重症ですからそりゃ無理でしょ。

おまけに20分モニーが足を痛めて交代。どこまでも不運・・・。

なので、怖くない攻撃なので相手は奪えば簡単にチャンスを作れる訳で、

そんな中30分、CKから富沢に決められて0-1です。

その後、攻め手もないのに反撃しようとするから余計に相手のチャンスの連続。

そこをなんとか耐え抜いての前半終了です。

前半シュート2本?そのうち1本は丸橋のロングシュートやったっけ。

全くフットボールをやらせてもらっていませんね。

で、後半の途中からのフォーメーションですが

        ケンペス

   曜一朗      播戸→龍

        ブランキーニョ

    タカ         螢

 丸橋  康太   横山  シャケ

        ジンヒョン

となりました。いわゆる4-3-3です。

ただ、少し本来の4-3-3ではないんですが、

一つ大きな変化があります。そうです曜の位置です。

FWの位置に入れるようになりました。

これで前半全く消えていた曜が生き返ります。

48分、62分、79分、80分と4本ものシュートを放ちます。

その中から79分は見事なトラップからのボレーで

ゴーーーーーール!!!!!

うちの嫁がドログバみたいなゴールと言ってましたが、

それくらいゴラッソなゴールです。

(私は敵視しているチームのゴールは記憶がほとんどないので、

嫁の記憶が正しいのかどうかは定かではありません。)

で、一気にセレッソの流れが来そうな雰囲気。

解説の金田さんもセレッソに追加点が入りそうなんてコメント。

なのに、

なぜ、4-4-2に戻すんだソアレス!!!!!!!

(もちろん監督の指示か選手内でバランスを取ったのかわかりませんが)

4-4-2に戻った途端、またもや横浜の猛攻を受けるもなんとかしのいで稼いだ、

貴重な勝ち点1です。

④感想

大体ここまで読んでもらえれば私の言いたいことはすべて伝わったかと思います。

そうです。曜が輝く場所。それはTOPです。

曜はキヨではありません。真司でもありません。乾でもありません。曜は曜なのです。

上手いから同じ仕事が出来るってな簡単なもんじゃありません。

曜の得意なプレー、得意じゃないプレーがあるんです。

4-4-2のSHは限りなく曜が消えてしまいます。

最低でも真司-乾、キヨ-ボギョンみたいな関係を築けるプレイヤーが

近くにいれば、まだもう少し形になるかもしれません。

そんなプレイヤーもいないというどうしようもない状態。

ただの孤立した周りより上手い人が立っているだけになってしまいます。

これだけわかりやすい試合を見てもまた同じフォーメーションを続けるなら、

正直、大事なターニングポイントの舵取りを間違えたかもしれません。

これからの曜のポジション。そこを間違い続ければ未来は暗いと思います。

そして、五輪でダブルボランチも抜ける状況では、チームとして勝つのは本当に難しい。

今日のように曜の『個』に頼るのも止む無しだと思っています。

その曜が消えていまうフォーメーション。それだけはお願いだから止めて欲しい。

選手がいないのもわかりますが、それをすべて捨ててでも『曜』を生かす。

これがまず最初にやることと私は思いますが皆さんはいかがでしょうか?

キヨもタイプが全く違う真司の影のせいで苦しみました。

それくらい自分のプレーと違うプレーを求められると力が発揮できません。

同じ過ちを犯さないようにただ祈るのみです。

(そう考えると選手の適性を見定めるクルピは本当に偉大です。)