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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第4節】 vsベガルタ仙台~チームの完成度の差はデカイ。

セレッソ大阪 vs べガルタ仙台 3/31(土) 15:00 K.O.

  at キンチョウスタジアム

①試合前

J2時代からのライバル仙台。

いつも厳しく自分たちのフットボールをやらせてもらえた記憶がないくらい。

セレッソのチーム状況が本当によくわかる対戦相手です。

手倉森監督は次のユースの監督辺りにJFAから狙われそう。

そうなったら仙台は大変だなー。って思っています。

それくらい仙台にとっては歴史に残る名将でしょうね。

少し話がそれて健勇がヴェルディへレンタル移籍。

レンタル期間を見て、「オリンピックに出たいんだなー」って感じる移籍。

確か五輪は1チーム3名。となればセレッソにいては出れないし、

補欠のままでは呼ばれることすら怪しいですからね。

タカと蛍を見れば是非オリンピックは経験してもらいたいですね。

一皮剥けないと今のままではJ1は厳しいでしょうから。頑張れ健勇!!!

②スタメン

康太の出場停止と丸橋の負傷で少し変わります。

          ケンペス

   ボギョン  ブランキーニョ  キヨ

       タカ     蛍

  黒木  山下   茂庭   シャケ

          ジンヒョン

丸橋の代役はまさかの黒木。

ここが心配やったから獲得した児玉は怪我で間に合わず。

主力・サブと不在の穴は大きい。それを感じざるをえない試合になりました。

③試合展開

時間があれば明日に追記しておきます。なければ断念・・・。

1日遅れの更新です。

1分 タカのミドルも枠外

   その前のブランキーニョ。遅っ!テクニックでパスをつないだんやけど

   判断遅すぎ。あれじゃパスをもらった方も1回止まってるから連動性なし。

6分 シャケがタカを見えていたらなー。

7分 キヨのミドル。さすがに距離ありすぎた。

14分 シャケのFKのこぼれ球をキヨが狙いDFにリフレクションしたボールは

    惜しくもバーに弾かれる。

ここまでがセレッソが主導権を握れた時間帯。

しかし、ここからはずーっと仙台のペースになります。

17分 菅井のヘッド。黒木の不慣れがよくわかるDF

21分 CKからのこぼれ球を赤嶺に狙われるもヒットせず。

22分 カウンターから太田も枠外。

この辺りからブランキーニョが右へキヨが真中へ。

31分 ブランキーニョがカウンター気味に持ち上がるもまた判断遅っ!

    でも技術でつないでボギョンがエリア内の粘りから中央へパス。

    ブランキーニョのシュートもDFに当たる。

遅いけどつなげる技術はあります。あそこへ走りこんでのシュートも悪くない。

この選手をどう生かすのか?少なくともクルピのフットボールとは違うものが求めれられそうです。

34分 ウイルソンの突破から赤嶺のシュート!そのこぼれ球をウイルソンに押し込まれます。

    モニーが裏を取られるなんて、恐ろしい武器が仙台に加わった。

40分 ボギョンの素晴らしいFKもサイドネット。

42分 素晴らしいブランキーニョのスルーパス

    もう少しゆっくりボールを持てるボランチの方がいいのでは?と思ったプレー。

    ただ守備面の能力がわからないので絶対とは言いきれない。

前半は0-1で終了。後半早々ブランキーニョに変えて播戸を投入。

50分 太田にえぐられてフリーの赤嶺へ。

    下がりながらの難しいヘッドをしっかりと沈められ0-2。

選手交代で流れを変えようとしただけに本当に痛い失点。

53分 早速、黒木に変えて柿谷投入。

54分 柿谷がケンペスからのスクエアなパスを受けてDF交わしてシュート。

    播戸に当たって決まらず。

55分 曜一朗がDFを交わしてクロス。ファーのキヨが狙うもポスト!

    曜一朗が入るとキヨがやりやすそう。フィーリングが合うんだろうなー。

63分 ボギョンの脅威の粘りからケンペス経由バンドのヘッドも枠外。

ボギョンは相変わらず好調なので後はいかにフォローしてあげるか。

そしてボギョンがそのフォローを信頼出来るのかそれがチーム力かと。

67分 シャケの得意な距離からのミドルも枠外。

68分 キヨのミドルもGK正面。キヨが戻って来ている。いいシュート。

73分 ボギョンがシュートまで行くんですが、ここもその前のキヨのプレー!

    ヒールじゃないですよ。あの距離のランです。あれこそキヨの真骨頂!!!

78分 キヨの素晴らしいサイドチェンジからシャケのクロス。

    曜一朗が狙うもヒットせず。というより難しいバウンド。運はセレッソに向かず。

見ての通りシャケは相変わらず好調。なんせ左サイドが死んでましたから。

左を使えればここまでに点を取れていたかもしれません。

そして運動量があるキヨはパスも躍動的。キヨの基本は運動量ですから。

運動量なくテクニックだけのキヨは全く魅力なしです。

そして曜一朗が入れば躍動的になるキヨ。コンビを組む日は近いかな?

その後にシャケOUTで村田投入。

ほとんど3バック。そしてシャケにヒントを得た右サイドで勝負に挑む。

84分 キヨのアーリーがこぼれたとこを播戸が決めて

ゴーーーーール!!!!!

播戸って相変わらず何か持っていますね。

正直、まだコンディションが上がってないプレーをしていたのにあのシュートですか。

やっぱりこの人には私の常識を覆す並みの人じゃない何か持ってます。

恐らく健勇、龍が一番欲しているものを持っているのは間違いなしです。

ロスタイム含め10分ありましたが、キンチョウで2度悔しい思いをしている

仙台は必至のDFを崩せずに惜しくも今シーズン初黒星です。

④感想

チームとしての完成度の差をまざまざと見せつけられた試合になりました。

しかも仙台はチームとしての完成度の高さにウイルソンという個の武器も加わり、

本気で優勝も狙える布陣。4連勝は伊達じゃないです。参りました。

タイトルの通り、チームの完成度がこんなに違うのかと思いました。

さて、セレッソは結局4試合を戦っていまだにケンペス・ブランキーニョと

周りの連携のなさが一向に解消されないままですね。

とにかく、遅いケンペスとブランキーニョを近くで使うのは苦しいですね。

遅いだけじゃなく「動き直さない」が2人の共通で一番の課題です。

オリンピック期間中を考えればこの2人にブレイクしてもらわないと

困るわけなんですが、思ったより時間が掛かるかもしれません。

大阪ダービーで決めた時には楽になって、徐々に良くなると思ったんですが・・・。

ソアレス監督にとって最初の悩みですね。

私は今日の試合は村田で勝負してもらいたかった。

確かに曜一朗のプレーは素晴らしかったし、播戸のゴールもさすがの一言。

でも、仙台のブロックを崩すのは村田みたいな選手だというのが私の考えです。

そして中央に遅くて動き直さないが強さはあるケンペス

生かすためにはサイドを突破したクロスだと思います。

それが出来るセレッソ内で数少ない選手が村田。

仙台みたいにキレイなブロックと激しい守備をするチーム相手に中央は難しいと思います。

ましてや、セレッソサイドバックが昨シーズンと違ってバランスを取るため、

サイドからのクロスが基本的に減っています。クロスがないとケンペスの強さの効果半減です。

まあ、黒木はさすがに厳しい。LSBはいきなり大変です。

山下は移籍前の弱さはなくなりましたね。もう少しスピードが欲しいですが、

急に足が速くなるわけもないので、そこは体の使い方とか勉強要です。

すぐ隣に素晴らしい見本があるのでたっぷり盗んでください。

1回くらいの敗戦で厳しい文章ばかり書いていますが、相手は本気で強い仙台。

別に下を向いてません。というより、チームが出来上がっていない状態で

勘違いして先に苦しむより、ここでじっくり足元を見直せるいいチャンスだと思ってます。

次の超苦手の大宮戦でどんな修正を加えて、どんな試合を見せてくれるのか?

私はまだまだ次の試合を心待ちにしています!!!