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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【C大阪】レヴィー・クルピに最大なる感謝を!

連続で投稿しました(^_^;

神戸戦のエントリーに書こうかと思ったんですけど、クルピへの感謝の気持ちを考えると、

この内容だけでエントリーしたくなりました。

この数日間に他のブロガーの皆様も詳しくやってくれていたので、

今更私がそれ以上の情報もない訳なんですけども、

私なりにクルピについて思っていることを書いてみたいと思います。

なので、私の勝手な思いと感謝の思いを綴っただけなので、

まあ、余り細かい事は気にせずに読んでもらえればと思います。

実はクルピについて2ヶ月前にエントリーしようと思って書き留めていました。

結局、エントリーすることなく眠ってしまっていました。

その時の内容をせっかくなのでそのまま載せてみます。

以下、9月末に投稿しようと書いた原稿そのままです。

なので、少し時期が前後している話もありますが、気にしないでもらえれば助かります。

今やセレッソにおいて欠かすことの出来ないクルピ監督。

この人が監督になったことでセレッソの歴史が大きく変わった。誰もが認める所かと思います。

私はこの監督に感謝で一杯です。

そんなクルピ監督について私なりに少しフューチャーしてみたいと思います。

まず、誰もが感じているのがこれだけ主力が次から次へと

抜けてもチーム力を保てるチーム作りかと思います。

これについてはこのブログでも何度も取り上げている通り、

この2年で香川、家長、乾、アドリアーノと抜けているのに、

次々に新しい選手が育って穴を埋めているのは、“凄い”の一言です。

もちろん、ピークよりは落ちていますが、普通ならガタガタになっても文句は言えないくらいの状況です。

更に清武、ボギョンもいつ世界へ旅立ってもおかしくない状況です。

にも関わらず、次の世代に期待出来る状況がまたやって来ている。

そして、元からいる選手や移籍してきた選手までも次々に成長して行く。

本当にクルピはもちろん周りのスタッフを含め素晴らしいとしか言葉が見当たりません。

そんなクルピの特徴として、私が最近感じるのは「短所に目をつぶってやるから長所をフルに発揮しろ!」

なんです。 これが若手の成長の一端を担っているのではないか?と感じています。

選手一人一人取り上げるとその特徴が良く見えてきます。

ここからの話はすべて管理人の想像の話であり、全く根拠も何もありません。

あくまでもフィクションとして読んでもらえれば幸いです。

なので現実と違えばフィクションと笑い飛ばして下さい。笑い飛ばせない方はここから先はご遠慮下さい。

まず、最近LSBは丸橋から尾亦に変わっています。

尾亦と言えば、J1昇格した時にレギュラーで出場しましたが、トラップ、パスにミスが多く、

前の真司とも全く連携出来ず、

挙句の果てに相手に狙われてボロボロになってしまっていました。

かといって、J2時代に見せた怒涛のオーバーラップはこの人の長所でもあります。

が、短所が原因で相手に狙われるものだから、長所はほとんど発揮出来ていませんでした。

さて、復活した尾亦はどうかと見てみると、短所は相変わらず改善されていません。

(多少は良くなっていますが) しかし、短所を原因にボロボロになった尾亦ではなく、

短所もあるけど長所を発揮出来る尾亦がそこにいました。

先日の試合であのオーバーラップを見たのはJ2の時以来でした。

逆に丸橋。

もう言わずと知れた、攻撃が最大の武器であり守備が最大の短所であります。

LSBに使われ出した頃には恐れずガンガン攻めまくっていました。

それが最近、自分の守備的なミスから多く失点を許すようになっていました。

私も叱咤激励をしたのを覚えています。

そのミスが出始めた頃でしょうか?バランスを意識して守備に気をつけるようなプレーに変わっていました。

その代償として最大の武器である攻撃が余り見られなくなっていました。

私的にはバランスが取れて来て良かったのかな?と思っていたのですが、

長所が消えた選手に対して、クルピはNOだったのではないでしょうか?

私はそのプレーが気に入ってもらえなかった故のスタメン交代かと思っています。

もちろん、守備を意識して変えただけという意見の方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、尾亦がそんなに守備が上手いとも思えませんし、何より山形、大宮と守備的なチームに対して

その選択もどうかと思います。 なので、私は“長所”を見ての交代だと感じています。

なんて書いてますが、単純にコンディションの問題だけかもしれません(苦笑)

さすがはフィクション(笑)

そして、他にも“長所”だけを見ることで変化を遂げた選手は多くいます。

セレッソの神懸りCB“茂庭”だってそうです。

東京を出された理由はフィードに難があるから。セットプレーで得点が見込めないから。

だったように記憶しています。

しかし、クルピには短所の改善は求められません。

それより、1:1の強さ、ポジショニングの良さと行った長所を最も求められます。

もちろん戦術的なものもあります。マルティネスが下がってボールをもらいに来てくれたり、

ジンヒョンのフィードにかなり素晴らしいものがあるためフィードはそんなに必要ありません。

でも、戦術だけで選手がこれだけイキイキしないと私は思っています。

“心”の変化が伴って心技一体となると思っています。

戦術だけで選手が大きく変わるなんて“ウイイレ”の世界の話です。

やはり生身の人間がやる以上、“心”は戦術以上に大事なものです。

最近、好調の播戸なんかも長所だけを生かして生まれ変わった気がします。

下りてきてボールをもらったり、開いてDFを引き付けたりといった余計なことに気を使わずに、

ひたすら得点出来る所にいて得点を決める。

これでもかと言うくらい徹底しています。

もちろん、本来(特に最近)のFWとして求められる仕事としては非常に少ないですが、

ここも短所を気にする前に長所を生かせってところかと。

そして高橋のカバーをして大活躍のシャケ。

言わずと知れた右のキックの精度は非常に高いものを持っています。

ただ、守備を含め短所は多くある選手でもあり、今まで目立った活躍はなかったと思います。

しかし、クルピに掛かればシャケ最大の武器である“右の高精度キック”。これを最も求められます。

ピンポイントのアーリークロスやCK&FKは今やセレッソの貴重な得点源です。

これも短所を気にする余り、生かせていなかった長所がクルピになって最大に生きているためだと思います。

「短所はごちゃごちゃ考えるな!お前の長所を生かして来い!」

そんなやり取りがあったかどうかはわかりませんが、そんな言葉をもらえれば選手もやることは

単純明快でプレー出来ます。

やり取りはしょせんフィクションなので(笑)

あと、最近立場が逆転した蛍&扇原も近いものがあるのかもしれません。

扇原については山形戦のエントリーを参考にして下さい。

蛍ですが、デビュー当時は攻撃のアイデアがとても豊富で創造性のある選手だと感じていました。

しかし、守備がボランチをやるにはひど過ぎる。致命的なボールロストを繰り返していました。

そんな蛍が今では守備に特徴にある選手に変わってしまい、攻撃では全くらしさがなくなってしまいました。

故に、クルピから声が掛からずに扇原にその座を譲り渡し、抜かれて行った気がしています。

そんな蛍ですが、若さゆえに特徴を引っくり返すことが出来る可能性は十分あったのかと。

実際に守備面の成長は明らかであり、守備を“長所”とすれば、また多くのチャンスを

得れるのではないかと私は考えています。

長所と短所を引っくり返しても長所をゲームで生かせる選手ならクルピに使ってもらえるのかと。

そして、大宮戦と山形戦の黒木の話についても同じなのかと。

(詳しくはその2試合のエントリーを見てください)

すべての選手に同じようなことが言えるのですが全員取り上げていると余りにも長文になりすぎるので、

この辺にしておこうと思います。

これが9月に書こうとしていた原稿です。

お付き合い頂いた方、ありがとうございます。

よくクルピの特徴として「攻撃サッカー」と言います。

でもクルピの本当の「攻撃サッカー」は「長所を伸ばせ!短所は気にするな!」

なんじゃないかと思っています。

その根本があるから戦術的にも攻撃的なのではないでしょうか?

さて、クルピが去った後のチームは大変ですね。

本気の残留争いかもしれません。

でもクルピが残してくれたタカや蛍達が引っ張って行ってくれると信じています。

残り試合。クルピとの思い出に浸りながら観戦したいと思います。

ありがとうレヴィー・クルピ!!!!