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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第16節】 vsヴァンフォーレ甲府~産みの苦しみを存分に。

セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 6/18(土) 18:30 K.O.

  at 山梨中銀スタジアム

さて、昨日のエントリー通り龍のスタメンで乾はベンチ外です。

この布陣は感じは悪くないと思うんですが、キヨがいないと

オフザボールの動きが少ないのが気になる所です。

      龍    ピンパォン

  倉田             ボギョン

      マルティネス 中後

 

  丸橋  康太   茂庭  高橋

         ジンヒョン

対戦相手の甲府はチーム内得点王であり攻撃の軸となるハーフナーがいません。

故に、残ったメンバーから考えると速いカウンターに賭けるのが定石かと。

それだけにセレッソが苦手の守備を固めてカウンター狙い。苦しみそうな相手です。

でも、今日の良かった点の一つとして、試合の入り方が良かった。

しっかりとボールをキープすることから入って、主導権を確実に取ります。

試合開始後の集中が切れた失点がなかったので、後は早いうちに得点が欲しい!

そんな感じで観ていました。

しかし、守備を固める甲府に案の定、苦しみます。

ファーストシュートはやっと

8分に 倉田のミドルも枠を捉えず。

全く可能性はありませんが、ボールをキープして8分までシュートがなかったので、

これは本当にチームのために大事なシュートでした。

その効果はすぐ後に、

9分 マルティネスが見事に足先で触って左のボギョンへ

   ボギョンがシュートを放つもGKが弾く。

でも、その後もボールをキープするがなかなかシュートへ行けないいつもの展開へ。

しかし、甲府のカウンターに賭ける武器のひとつダニエルが14分に故障で交代。

これでカウンターのキレが軽減されたので、より中盤を制圧して来ます。

というか、かなり楽になりました。

なので、ここからはシュートが連発です。

15分 中後の見事なミドルもGK。

16分、倉田のシュートはGK正面。ミートせず。

17分 ボギョンのバイタルエリアでエグってクロスも龍があと少しで合わず。

今日の倉田は良かったんですよ!

勝負するところ、パスをするところ、その使い分けが良かった。

いわゆる、「持ちすぎ」って言うシーンがかなり少なかった。

「勝負しろ」って言ったら勝負してるし、「右」って言ったら右にパス出るし。

私的には見ていてストレスを感じずとても嬉しかった。

「乾」の穴がこの人に好影響を与えてるかもしれません。

20分 ボギョンの見事なキープからシュートも枠を捉えず。

ボギョンはすっかりセレッソの攻撃のカギを握る存在に成長です。

今日も見事なキープ、パス、シュートを思う存分に見せていました。

25分 セットプレーから康太のヘッドも惜しくもバーの上。

    康太が入ると本当にセットプレーに可能性を感じます。

    ってか、私はセットプレーはずーっと康太を追いかけてますし(笑)

27分 甲府に初めてシュートを喰らいますが、しっかりと守れてました。

28分 マルティネスのミドルも枠外。

29分 丸橋が龍とのワンツーで見事に突破してシュートもDFに入られる。

U-22代表に本当に丸橋いらないの?今日も素晴らしい活躍です。

43分 マルティネスのミドルもGK正面。

44分 中後のミドルもGKに弾かれる。結構、惜しかったってか入ったと思った。

で、0-0のまま前半終了です。めっちゃ嫌な雰囲気です。

正直、ロスタイム辺りに1点取られて負けそうな展開。

今までにいっぱい見てきた嫌な展開です。

そして、前半のレポを見て何か気付きませんか?

FW2人の存在感の無さ。シュートも実質はありません。

マルティネス、ボギョン、倉田で試合とチャンスを作って、サイドが絡む。

で、FWは???ピンパォンはどこにいた???

龍も最初の方に存在感を見せてましたが、途中からピンパォンの道連れでした。

FW2人に存在感があれば、点を取っていてもおかしくない展開ですね。

そうそう、ここは贅沢を言わないって決めたので忘れます。

後半に入ってもセレッソの主導権は変わりません。

50分 ボギョンのミドルも枠外。

51分 中後のミドルもDFに。

52分 ボギョンが前で奪ってそのままシュートへ。

57分 ボギョンが見事ならトラップからボレーもバーの上へ。

この辺はボギョンの独壇場でした。

ただ「個」に頼るチームは得点から遠くなる一方です。

そして、ますます負けが怖くなる展開です。

その空気を変えようと16分に龍OUTで播戸INです。

だけど、甲府も勝負の駒パウリーニョ投入でなんかますます嫌な空気。

その後の81分の柏のヘッドはヒヤッとしました。

クルピも同じ空気を感じたか、ピンパォンに代えて小松IN。

途中投入の小松はもうセレッソの切り札的存在になりつつあります。

先発だと・・・だけど途中出場で試合を変えたり、決めたりは数知れず。

そして、その効果はすぐに。

84分 丸橋が見事に抜け出しクロスを小松が

ゴーーーーーール!!!!!

ようやく重い重い空気から解き放たれます。

勝ちが遠いチームは本当に1点を取ることがこんなに苦しいんだと感じました。

昨シーズンのいつでも点がとれそうな雰囲気を経験しちゃうと余計に苦しい。

でも、こんなに1点を喜べるのがフットボールの醍醐味でもありますけどね。

この後は播戸のワンマンショー。

3回ほど抜け出しますが、2回連続外してオイオイ、ヤバくないって思ってたら。

3回目を決めました。この人って何かわからないけど、何か持っている。

不思議な不思議な播戸の

ゴーーーーール!!!!!

で締めくくりで苦しんで苦しんで手にした2勝目です!

今日の試合で素晴らしかったと思ったのが主審家本の素晴らしいレフリング。

試合の流れを止めないレフリングはとても良かった。

Jリーグの審判がみんな今日みたいなレフリングをしてくれれば

Jもレベルが上がるのになーって思いました。

先日、ハワード・ウェブが来て騒がれてましたが、管理人は一番嫌いな審判です。

だって、いっつも悪魔びいき。レッズサポにとって最もキライな審判が

世界最高なんて絶対に認めません!!!

ハワード・ウェブより今日の家本の方がはるかに素晴らしい審判です(笑)

ボギョン、倉田がだいぶセレッソの1員になった感があるので、

これにキヨが帰って来たら、それなりに良くなりそうです。

さて、次は昨シーズンのチャンピオンである名古屋です。

キンチョウ初勝利目指して頑張りましょう!

私は明日はキヨのゴールを祈って豊田スタジアムで叫びます!!!