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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【C大阪】ちょっと早い来期へ向けて!

試合のない日にいきなりの更新です。

そろそろ来期の去就の話題がちらほら聞こえてきているので、

それを整理しつつ、来期の展望なんかを少々。

<去就と来シーズン>

夏場が余りに良すぎたために夢も見ました。

その反動で9月は少し、しょんぼりしたりもしました。

でも、1年通じて見るととても素晴らしいシーズンだったと思います。

なかなか結果が出ない秋以降も内容は良くても点が入らないという

苦しい試合が続いていますが、なんとか上位に踏みとどまっています。

そんな中、去就の話題を整理すると、

・クルピ監督・・・ブラジルからかなりのオファー(しかも高額)あり。

          金銭的に残留は厳しいか?残留にACL出場は必須。

・マルティネス・・・残留決定。逆にACLなんか出ると、突然中東に行ったり?

・乾・・・来々シーズンに海外挑戦を宣言。なら来期はセレッソかと。

・家長・・・来シーズンの海外挑戦を宣言。残留は厳しい状況。

・播戸・・・セレッソよりオファーをしない模様。

が現在の状況です。

で、ここからが来シーズンの管理人の勝手な展望です。

<過去の分析>

素晴らしいシーズンの後に「降格」。

セレサポならば誰しも思い出す悪しき循環。

2000年 2005年 いずれも勝てば自力Vの翌年に降格しているチームです。

又、あの悪夢を繰り返すのか?

何点か不安なポイントはありますが、過去の2回とは大きく異なる点もあります。

この内容に付いて少し書いてみようかなと思います。

2回も降格となった要因として、「モリシ、アキ+助っ人への依存」。

これが最大の要因と思っています。

2001年 アキのリーガ挑戦とユン・ジョンファンの不調

2005年 ファビーニョ→翌年退団

3人の依存性がとても高いチーム構成だったために、

その一角が崩れると、チーム力が一気に落ちる。

特に攻撃力は驚くほど低下してしまいます。

次に、優勝争いしている時からDFは決して褒められるものではありません。

元々、2点取られたら3点取ってしまえみたいなフットボールです。

となれば攻撃力が低下すれば、負のスパイラルに陥ることはおのずと見えてきます。

序盤の攻撃が形にならない時にDFが粘れるとまた違う結果になるのですが。

これが過去2回の過ち。そして降格へとつながりました。

<変わったセレッソ

私が変わったセレッソを感じたのが、真司の離脱に備えた、家長、清武の獲得でした。

今でこそ3シャドーでどちらも出ていますが、シーズン前の構想は2シャドーでしたから、

普通に考えると代わりは一人で良かったはずです。(1人はベンチ?)

それがレギュラークラス2人を同時に獲得するとは正直驚きました。

そして、どうなるかわからないアドリアーノのポジションに播戸も獲得しています。

ピンゴやアレーの出来次第、後は神に祈るのみ!と言った、昔のセレッソとは大違いです。

そして今シーズンも早い段階でのマルティネスの契約延長。

この時点で1億近い選手の契約を更新するなんて、これも昔ではあまりなかった。

モリシとアキとヨシトといったスター選手さえいれば大丈夫みたいな雰囲気で、

他は多少変わってもいいやみたいに置き去りなことが多々ありました。

そして私が最も今までと違うと考えているのが、「DFライン」の強化です。

リーグ最小失点なんて響き、今までセレッソで聞いたことがありません。

やっぱり、フットボールはシーズン通して戦うにはまずDFからです。

攻撃は1シーズン通して絶好調なんてことはなかなかありません。

そんな時に、しぶとく勝ち点を拾うにはやっぱり「DF」です。

DFが良ければ、内容が悪くてもセットプレーの1点で勝ち点3が取れたりします。

セレッソのチームカラーから言って、1シーズン通して攻撃がダメなことは考えにくいので、

苦しいときにしっかり勝ち点を拾えば、降格争いなんてことはないと思います。

<更に土台も順調に>

私は来シーズンを乗り切れば、J1へ定着出来るチーム作りが出来ると期待しています。

それはユースを含めた若手の充実です。

今シーズンは丸橋がブレイクしましたが、蛍、龍、健勇、柿谷、扇原。。。。。。

と年代別の代表に呼ばれる選手が多くいます。

降格を繰り返していた頃には、こんな賑やかなことはなかった気がします。

柿谷が代表で活躍した時には、本当に嬉しかったことを覚えています。

そして、常に上位で争うにはユースを含めた若手の底上げなくして有り得ません。

毎年、助っ人頼みの一か八かでは、エレベータクラブになっちゃいますし、

中東のお金持ちがオーナーにいる訳じゃあるまいし、それではお金も続きません。

又、日本人も最近は海外志向が一層強くなるので、常に若手が出てくる環境こそが

上位争いを続けるために必要不可欠です。

時間が掛かりましたが、ようやくそんな環境にセレッソもなって来たのかなと思います。

<最後に>

2回も同じ過ちを繰り返し、フロントもチームもサポータもみんないい勉強が

出来たんじゃないかと思います。だから、上記のようなクラブに変わって来たと思います。

真司が抜けても家長が抜けても乾が抜けてもチーム力が落ちないにはどうするのか?

まさに来シーズンはそのテストです。勉強した結果を出しましょう!

そのための下地は苦しんだJ2の3年間で作って来たんだと信じています。

だから、私は心配ではなく楽しみに来シーズンを迎えたいと思います!!!

最後に来シーズンに「降格」の不安を抱えているセレサポの皆さんの

心が少しでも晴れやかになってもらえると幸いです。