Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第11節】vs名古屋グランパス ~プランが崩れた右サイド。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス 5/2(水)

19:00 K.O. at パロマ瑞穂スタジアム

 

①スタメン

連戦続きで苦労しながらのローテーションです。

メンバーのケガ、疲労も多く苦しい台所事情。

オスマルの復帰は助かります。

 

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 ②試合結果

 セレッソ大阪 0-0名古屋グランパス

 

③試合経過

雨中の決戦となりました。

相手は8連敗中と苦しんでいる名古屋。

ここは勝ち点3を何とか取りたいところ。

最初は名古屋のシャビエルとジョーの高さに苦しみ、

ある程度ボールを保持される展開。

しかし、ジョーをヨニッチ、オスマル、達也と

体の大きな選手で対応し、シャビエルには

常に2,3人マークをつけることで対応。

この2人を押さえれば後ろでのボール回しは

それほど怖くない。そんな感じで、

15分ほど経つと、なんとか攻勢を戻します。

セレッソの攻撃は右サイド中心。

明らかにキヨを中心に組み立てようという意思が見えます。

キヨと福満が何度もポジションチェンジを繰り返し、

相手のスキをうかがう展開。

 そして、やはりチャンスは右サイドから。

 

17分 キヨの上手いファーの高木を狙った

   ドンピシャの浮き球クロスを高木がヘッドで落として

   ドンヒョンのシュートも枠外。

 

ようやく右サイドで形が作れた始めた矢先、アクシデント。

キヨがまさかの負傷交代。特に接触もなく交代。

うーん、これで負傷ってスぺ体質にもほどがあります。

完全に計算できない選手になってしまいましたね。

体も大事な要素であり才能。

レッズのガラスのエース、スタリッジなんて、

もう忘れられた存在になっています。

それに比べて、どんな激しいタックルをくらおうが、

何事もなかったようにプレーするミルナー

ミリーの体の丈夫さは尋常ではありませんが、

だけど、いつでも計算出来る選手であることに違いありません。

 

そして、代わりに山村が入ってツインタワーになります。

しかし、元々、右サイドを基点に考えていたセレッソにとって、

混乱しているには違いありません。

その証拠に、キヨがピッチを去った後も右サイドを基点に

しようとプレーを続けていました。

 

33分 オスマルのプレスから高い位置でボールを奪って

   最後はドンヒョンのヘッドまで行くのですが、

   この時のカウンターの精度の悪さ。。。。

   これが今シーズンの厳しさですね。

   高木のパス、山村のパス、ドンヒョンの動き、

   すべて微妙に精度が悪い。

   だから一度、戻さざるを得なくなり、

   陸のクロスでフィニッシュとなる訳ですが、

   最初の4:4の場面でフィニッシュまで行けないとこが、

   今の現状を物語っています。

   この辺りが昨シーズンなら確実に1点です。

 

前半はスコアレスで折り返します。

後半は修正を当然掛けます。

右サイドはキヨがいなくなり、ツインタワーとなっているので、

サイドで基点を作るより、長いボールで基点を作りに行きます。

 

46分 蛍のロングパスに山村が抜け出してシュートもGK。

57分 ジンヒョンのFKからドンヒョンが抜け出してシュートも枠外。

   ドンヒョンは無理な体制で無駄に打つシュートが目立つなー。

64分 丸の狙いすましたFKもGKが弾く。

 

その後、アーリアが退場になるも最後まで名古屋から得点を奪えず

スコアレスドロー。守備は安定して来ているものの、

攻撃は何故か泥沼にはまりつつあるGWです。

早く休養を取らせてあげたいです。

 

④雑感

繰り返しになりますが、得点の形が見つからないGWですね。

唯一の希望である、キヨにユン監督も託す形で試合に入ったにも関わらず、

キヨの負傷でユン監督のプランが崩れ落ちました。

すぐに修正を加えたものの、しょせんは付け焼刃。

守備が崩壊気味の名古屋からも大きなチャンスを作れないほど重症です。

ドンヒョンが入ると前線の連携が悪くなると感じているのは

私だけでしょか?なんかリズムが悪いんですよね。

セレッソのリズムじゃない。昔の健勇を見ているようで。

健勇も変われたことを考えれば、我慢していれば順応できるんでしょうか?

ここは後半戦のカギになりそうです。

なんか淡々と90分が過ぎて、印象に残るシーンも少ない試合でした。

 

それにしても名古屋はなんで田口を出したのやら。

前節で生き生きとジュビロの中盤でプレーする田口を見て、

名古屋に足りないのは間違いなく田口だと思いました。

ジョーを補強するより、田口でしょ。

田口不在が中盤のコントロール不全に陥っているように見えました。

中盤が全く効いていません。

まあ、それでも得点のニオイがそれほどしないセレッソ

攻撃陣の方が重症ではありますが。。。。

 

 

【第10節】vsジュビロ磐田 ~初観戦はワーストゲーム!?

セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田 4/28(土)

15:00 K.O. at YAMAHAスタジアム

 

今シーズン初観戦はまさかのワーストゲーム。

神戸に0-2で負けた試合より酷かったです。

Awayのブリーラム戦もありましたが、

メンバー的にはこっちの方が最悪です。

 

まずYAMAHAスタジアムはスタジアムが大好きなんです。

私的には日本平ヤマハスタジアムは2大スタジアムです。

雰囲気がとにかく最高です。イングランドっぽいスタジアムです。

ただどちらもアクセスだけは大変なんです。

ほぼ車しかないので駐車場は2時間前でもかなり遠くに。

しかも帰りはお約束の大渋滞。

これだけは電車でアクセス可能なキンチョウが良いです。

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そんなスタジアムに着くと、いきなり”Allez Allez Allez”が!!!!

セレッソのコールリーダの方はレッズサポ??????

そう、この曲はレッズことリヴァプールで現在大流行のチャントであります。

CLのシチズンズ戦くらいから大合唱が始まっており、

私も毎日にように口ずさんでいる”Allez Allez Allez”です。

まさかセレッソのチャントに早速採用されているなんて!

だけどセレッソヴァージョンは知らなかったので、

レッズヴァージョンで歌っといてあげました(笑)

もうパワグロやめてユルネバにしとく?

クラブのカラー(色でなく特徴)、No.8のキャプテン含めて

何かと由縁のある私が愛する2つのクラブです。

でも、この日はこの”Allez Allez Allez”が

最大のハイライトになろうとはこの時は知る由もなく。。。。

 

試合開始早々、動きが悪いセレッソイレブン。

何のためのローテーションなの?と思う出来。

中盤でボールを持つと、一瞬で3人に囲まれて何も出来ません。

そんな状況にも関わらず、後ろでボールを奪うったら、

同じようにボールをつなぐ宏太。

周りから一斉に「はっきりせー」と言葉が飛ぶ。

そう、何度もすぐに囲まれては中途半端に終始していたセレッソ

そんな無理矢理、つないだボールを蛍も不用意な横パス。

そのボールを奪われて、クロスにドンピシャ川又のヘッドで

先制点を許します。

 

これで少しは目を覚ますかと期待していたら、ますます混迷。

久しぶりの康太(またコウタ!)が目測を誤ったり、

中途半端なバックパスでジンヒョンに怒られる始末。

1点目も川又に簡単に交わされていますしね。

ちょっと、リーグ戦を戦える出来ではありませんでした。

後ろのバタバタは前のパスにも伝染して、

何度も不用意な横パスを奪われる始末。

反撃のきっかけすらつかめません。

前半終わって、気づいたらシュートゼロ。

いや、バイタルへ侵入すら出来ていません。(恐らく)

これほど酷いゲームは見たことありません。

ただ0-1で耐えれば、ユン監督の修正が入るはずなので、

諦めていません。

幸いにもジュビロも決定力に難あり。助かりました。

 

後半はユン監督の修正も入り、少しは前に出て来たセレッソ

しかし、前半にバイタルにすら入れていない攻撃は

バイタルに入ることが精一杯。

いきなり2つもの壁を超えることが出来ません。

そうなると半ばヤケクソ気味に健勇の突破も

キレイに体を前に入れられてブロック。

でも、これくらい強引に前に向かう姿勢には拍手。

逆に中途半端なパスにイライラしていたので。

なんて思っていたら、審判がPKを指示してます。

?????なぜ??????

いやー、この誤審は荒れるでー。

写真を見てもらえばわかると思いますが、

問題のシーンはめっちゃバッチリと見える席でした。

先に書いた通りDF2人に挟まれて、しかも一人に

前に体を入れられてので万事休す。

健勇は強引に行ったから相手の方にぶつかって

倒れるしかない状況でした。

PK欲しがってたら健勇ってもっとアピールするじゃないですか、

そんな健勇ですら驚きのPKでした。

ほんで、疑惑のPKというのは昔から決まるものです。

(逆に意図的にPK覚悟の反則時のPK意外に止められるんですよね)

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さすがにこのシーンは周りのセレサポからも笑いが起こっていました。

「儲けた」と。

試合終了後の帰る時には、こんな会話も聞かれました。

セレッソが悪いんじゃなく審判が悪いんやから恨まないでね。」

セレサポもほとんどが誤審と思って「ラッキー」と見ていました。

私からもジュビロサポの皆様にお願いです。

悪いのは審判なのでセレッソを嫌いにならないで下さいね。

 

で、その後も大した見どころもなく試合終了。

終わってみればシュート2本。

1本は誤審によるものなので、たったの

「1本」!!!

そら、おもろないはずですわ。

 

誤審のおかげでドローとなりましたが、

ジュビロさんとしては誤審より、

この内容なら3-0くらい圧倒出来た試合だったと思います。

決定力の一言で片づけるのは基本的に私は大嫌いなのですが、

もう少し、最後のバイタルの部分の精度は上げないとですね。

うーん、そもそもサイド一辺倒やったから、

ヨニッチがいるセレッソにとってピンチが多い割には

意外に守りやすかったのかもしれませんね。

 

そんなセレッソですが、宏太がやっぱりキツイですね。

というか、元々、そんなに上手い選手ではないので、

飛び出しに反応してくれるソウザの不在がモロに響いています。

蛍を中心としたセレッソネットワークは中央で細かくボールを

つなぎたがります。ここと宏太は相性が合いません。

宏太は運動量で裏へ走りクロスを供給するタイプ。

そこへパス出しをするソウザが不在になることで、

右サイドは全く活性化しません。

蛍、山村のボランチと宏太の相性が悪すぎます。

生かされるタイプの宏太にとっては厳しい時期です。

 

そしてセレサポから軽くブーイングがあった

曜→ドンヒョンの交代。

皆、ツインタワーが機能していないことはわかっています。

交代するなら健勇だとみんな思っていました。

まあ、同タイプを代えても仕方ない局面なので、

監督の意図はわかります。

でも、この2人は機能していないこともわかります。

ここも大きなジレンマを抱えていますね。

 

疲れとケガ人の影響がモロに響いてきていますが、

ここは我慢のしどころ。

正直、ユン監督でなければ降格争いを演じていても

おかしくないチーム状況にあると思います。

そこを審判さんにも助けられながら、勝ち点を稼いで行きましょう。

いやー、あれはPKちゃうでー。上村ちゃん。

 

 おまけで、帰ってから見たレッズのストーク戦。

またもやドロー。

確か昨年も19,20位に連敗してましたが、

今年も19,20位に連続ドロー。

ん?負けがドローになっているので成長したのか????

相変わらず「弱気を助け強気を挫く」レッズに言葉がありません。

 

忙しすぎて。。。ローマ戦にキヨの復活祭。

ごめんなさい。もう、忙しすぎて限界です。

仕事もGW前で忙しいというのに、

CLとJリーグのミッドウィーク開催は大変です。

CLは4時起きで観戦したので、

さすがにその夜のセレッソは見れず。

今日、ようやくキヨの復活ゴールを観戦して、

2試合連続で幸せな気分ですが、体力が限界です。

でも、頑張って喜びだけは伝えときます。

 

まず、レッズ。

良くも悪くもレッズ。

止められない3TOP。

そして止められないロブレン(笑)

5-0ならもう決勝行ったも同然のお祭りでしたが、

Awayゴール2つを与えて、わからなくなりました。

そう、レッズは簡単にあれよあれよと2点くらい献上するクラブ。

2nd Legは胃の痛くなるような試合になりそうです。

しかもチェンボが今シーズン絶望。

神様は試練を与えてくれるものです。

でも、電光石火の5点はほんま興奮のるつぼ。

眠気はすべて吹き飛びました。

その代償は大きかったですが(苦笑)

そしてミリーのターミネータぶりが凄い。

ピッチにミリーが2,3人いるかと思いました。

しかもCLのアシスト王にまでなるし。

ケガに強く、運動量も32歳と思えぬタフネス、

どこのポジションでも平均以上にこなす。

そしてアシストまで。

ミリーほど素晴らしい選手にもなかなか出会えません。

 

そして帰ってきたキヨ。

今シーズンの軸になると思っていただけに

本当に待ち焦がれた復帰です。

高木との違いはまず球離れの良さですよね。

やっぱりリズムが良いです。

お願いだからケガをせずに行ってもらいたいです。

今シーズンは健勇が得点については苦しんでいるので、

そういった意味でもチャンスメーカのキヨは

健勇の復活にも欠かせません。

健勇はポスト等のプレーで頑張っているので

悪くはなかったのですが、アシストする選手が少なく、

得点から少し離れていましたが、キヨがいれば

また得点力も復活すると信じています。

 

さて、今週末はヤンマースタジアムに行きます!

久しぶりの生観戦。楽しみにしてます!

 

【第9節】 大阪ダービー~ダービーに掛ける情熱の違い。

セレッソ大阪 vs ガンバ大阪 4/21(土)

15:00 K.O. at パナソニックスタジアム吹田

 

①スタメン

木本がまたもや負傷。やっと守備が安定して来ていたのに痛い!

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②試合結果

セレッソ大阪 0 - 1 ガンバ大阪

 41分 ファン・ウィージョ(ガンバ大阪

 

③試合経過

今日はお休み。

この後、レッズの取りこぼしが続いて、喪失感で元気出ません。

 

④雑感

正直、ここまで状態はあまり良くありませんでした。

それでも前節の東京戦みたいに粘り強さで勝利を重ねてきました。

しかし、ダービーの情熱を前面に出して挑んできた

ガンバ相手にはいわゆる”誤魔化し”は通用しませんでした。

ダービーの情熱と言いましたが、スタッツでも明らかに。

前半終わっての走行距離、なんと!3kmもガンバの方が

走行距離が多いんです。『3km』もですよ!!!!

走行距離トップ10には7人もガンバの選手が。

セレッソは宏太と山村と達也です。

蛍、曜、高木はどこへ行った?陸、丸橋は?

一人はCBの達也と言うことは、実質2名。

これで勝てる訳はありません。

ユン監督のフットボールは走力がポイント。

それが走力で上回られたら勝てる要素はありません。

特に79~80分の倉田のラン観ましたか?

敵ながらあの時間にあのランを見せられては、

完敗を認めざるをえません。

拍手を送りたくなるほど、素晴らしいランでした。

あれだけの長距離をあれだけのスプリントで

しかもボールを引っ掛けるって、拍手ものです。

それでも引っかかるまで負けているセレッソ

ゆっくりボール回しをしているシーンが

このゲームをすべて象徴していたのではないでしょうか?

正直、最下位に低迷しているガンバさんは攻撃の形は

それほど確立していなかったように見えました。

ただ、先の走力で圧倒しているため、ボールを奪ってからの

とにかくスピードを持って走る。

走れば何かを起こせる!そんな勢いを感じました。

ボールをゆっくりとセットして攻めているセレッソとは

余りにも対照的でした。

セレッソはというとボールを持つと、いわゆる緩急を使って、

相手のブロックを突く攻撃を繰り出していました。

確かにこの攻撃自体は悪くはありませんでした。

だけど、何か”技術”に頼ったプレーが多くて、

確かにそういったプレーは面白いプレーなのですが、

逆に微妙にズレると、今日のガンバさんの必死なプレーの前では

無力です。いや、ガンバさんの必死のプレスが

微妙なズレを生じさせていたと言った方が正確ですね。

もっと真っすぐに早くゴールへ向かう姿勢があれば

もっと違ったものになったのではないでしょうか?

ヒール等の技術に頼ったプレーをしていると

必死に体を投げ出して止めに来るガンバさんを

むしろ助けていたように思えます。

そして仮に交わしたとしてもガンバさんの体を

投げ出す守備は何度も立ちはだかります。

相手に交わされても必死で足を出す。

間に合わないなら、体を寄せてプレッシャーを掛ける。

これによって18本のセレッソのシュートは微妙に

枠を捉えられません。

戦術の部分ではなく気持ちの部分で圧倒されていました。

健勇はさすがの強さで何度も何度も競り勝っていましたが、

そのボールを拾うのはほとんどガンバ。

競り合いに勝てなくてもセカンドボールを

拾うことも徹底されていました。

勝てない部分を気持ちと走力でカバーされていては。

そして、ここ最近の鬼プレスで活躍していた蛍が

一番、ガンバさんのプレッシャーを感じていたのではないでしょうか?

あの蛍が何度もボールロストを繰り返していて、

カウンターの餌食になっていました。

そして蛍が走行距離TOP10に出てこないとは。。。

中盤で圧倒されていたことを物語っています。

 

完璧にガンバのダービーに掛ける情熱に飲み込まれてしまいました。

セレッソにはどこか順位を考えれば楽に勝てると言う

油断がどこかにあったのではないでしょうか?

走り負けていてはダービーで勝てる訳がありません。

そもそも今シーズンは調子悪くてもガンバさんの方が格上。

それを格上の方が必死に来ていたら、そりゃ格下は勝てません。

もう一度、自分達の立ち位置と自分達の持ち味は何か?

見つめ直す良いきっかけになったゲームです。

やっぱり、最低でも相手より走らないと!

 

休む間もなくミッドウィークには仙台戦です。

まずはしっかりと休んでまた一からやりましょう。

ユン監督のフットボールにおいて走り負ける=敗戦です。

 

 その後、レッズがまたもや最下位にポイントを落とす

お約束が発生してしまい。すっかり落ち込んだ週末です。

 

 

【ACL GL 最終節】 vs広州恒大~グループステージ敗退

ACL敗退が決まりました。

ブリーラム戦Awayでは喝を入れさせて頂いたメンバーも

しっかりと戦えるようになっていたことは成長です。

さすがはユン監督です。

 

ところでメンバーを替えて挑んだことに批判が集中しておりますが、

ユン監督は明確に一石を投じただけ立派です。

Jリーグ王者は1勝もできずに敗退、

柏も最終節を待たずに敗退。

この時点でメンバーは関係ないと思いますけどね。

少なくとも川崎と柏より結果は上なのですから。

ユン監督も一石を投じた、W杯開催時の異常とも言える

超過密日程にもっとスポットを当てるべきです。

そしてそもそもACLの価値こそ一番の疑問です。

一部の日本代表となるとしゃしゃり出てくる方々の

勝手な日本代表論に巻き込まれているだけですね。

 

ACLを観ていて、まず気になるのがどこも閑散とした会場。

J2より観客数が少ないんじゃないかと思います。

まるで練習試合みたいなゲームもありました。

クラブの立場から見ても収入の少ない割に過酷な日程。

ましてや実力差の少ないJリーグでは

少し調子を落とすとJ2降格と言う、

余りにも重い代償が待っている。実際に喰らっています。

リーグ戦偏重も仕方ありません。

DAZNマネーに目がくらんでとか言う批判もありましたが、

クラブは会社です。慈善事業ではありません。

利益を追求することは会社として普通の話です。

普通のことをして批判されるのもおかしな話です。

もう批判している理由がこじつけで意味不明です。

 

比較に上がるUCLとは盛り上がりが雲泥の差です。

まあ参考にUCLはこんな感じになります。

スタジアムの外から別世界です。

 https://twitter.com/JamesMilner/status/981647548849979392

そして放映権。UCL出場するかしないかで収益が圧倒的に違います。

そして何より世界中の選手がUCLの制覇を夢見ていること。

ACL制覇を夢見てフットボールをやっている選手いますかね?

自国のリーグ制覇はステップの中で目指す人がいると思いますが、

その次の夢はACLではなく、欧州に行きますよね。

その時点で選手もACLの価値を見出すことが難しいです。

つまりACLは選手もサポもクラブも価値を見出すことが出来ません。

一部の「日本代表」となると急に熱くなる方々にしか価値を生みません。

 

そんな背景を差し置いて、ヤル気がないなら辞退しろだとか、

辞退して他のクラブに譲れだとか言われていますが、

逆に譲られたクラブがどれだけ喜びますかね。

ましてやそのクラブがバランスを崩して降格したら。。。

それがACLの現在地です。

今回、セレッソがそれを顕著にやったことで表面化しただけで、

元々、ACLに燻っていた問題です。

それを1部のアンチが鬼の首を取ったみたいに

批判しても何の解決にならないでしょうね。

そして1部のアンチと言う表現を使ったのは

世間のACL認知度ですよね。

そもそも日本代表だと言うなら地上波の放送がなぜない?

DAZNであらゆるリーグを1,000円で観れる時代に

誰がACLだけで1,000円払いますか?

(私は払いましたが(苦笑))

新聞の記事はビックリなくらい小さいです。

愛知に住んでいるので余計に小さいですが、

日本代表の試合はどこに住んでても同じですよね?

つまり世間一般には日本代表なんて思われてないんです。

一部の方々が祭り上げているにすぎないのです。

 

最後に念のために言っておきますが、

私はどんな試合でもサポのため勝ちに行かねばならないと思います。

ピッチに立ったメンバーは手を抜くことは許しません。

故に、Awayのブリーラム戦は厳しいコメントを残しました。

メンバーは誰であれピッチに立てばプロである限り、

勝利へ向けて全力を尽くすべきです。

それが疲労で全力で尽くせないなら、全力を尽くせる

フレッシュなメンバーで全力で戦うことが重要と考えます。

だからメンバー選考だけ見てヤル気がないという

議論そのものが気に食わないです。

大事なのは実際に試合を観てメンバーがどう戦ったかです。

だからメンバーだけ見てヤル気がないと決めつける方々とは

そもそも意見が合いません。

ブリーラム戦は批判されるべき試合です。

広州戦はよく戦った試合です。

(2点目はいただけませんが。)

中身を観ないで批判しているだけの人とは絶対に意見合わないです。

川崎と柏はメンバーがそこそこだから負けても良い?

うーん、絶対に中身だと思いますけどね。

 

ということで、切り替えて次節は大阪ダービー

今度こそ大阪の盟主を獲得してやりましょう!